河野 貴子（こうの きこ）医師
プロフィール
川崎医科大学医学部卒業。中核病院等で約20年間皮膚科医として勤務。長年の経験と実績を生かし、美容皮膚科医の道へ。皮膚をしっかり診て、皮膚のどこで何が起こっているのかを追求してアプローチする診療スタイル。得意施術はカスタマイズ治療とレーザー治療、ボトックス、肌育注射など。プライベートでは2児の母。
１２広島でほくろ除去を受けようと考えている方に向けた記事です。顔の印象を左右するほくろは、場所や大きさによっては、気になる方もいるでしょう。ほくろ除去を広島で検討する場合、美容皮膚科や形成外科などで施術を受けられます。今回は、具体的にどんな治療があるのか、ほくろの種類や原因とともに紹介。CO2（炭酸ガス）レーザー治療についても詳しく解説するので、ほくろ除去を検討している方はぜひ参考にしてください。
ほくろとはそもそも何？
まずは、ほくろがそもそもどんなものか見ていきましょう。
■ほくろができる原因
ほくろとは、皮膚の良質性腫瘍の一種で、色素性母斑や母斑細胞母斑とも呼ばれるものです。母斑細胞とは、メラニン色素を作り出すメラノサイトが変化したもの。母斑細胞が増殖してできたものがほくろと呼ばれます。
ほくろができる原因は、現時点ではっきりしていません。可能性として、肌への刺激や女性ホルモン、紫外線、遺伝などが原因なのではと考えられています。
■ほくろの主な種類
ほくろは主に2つの種類に分けられます。1つ目が単純黒子と呼ばれる、盛り上がりのない1～2mm程度のもの。色は黒、薄い茶色、黒褐色など多種多様です。単純黒子では、メラノサイトが皮膚の浅いところでメラニン色素を過剰に作っており、母斑細胞がかたまりになっていません。
2つ目は色素性母斑（母斑細胞母斑）です。こちらは、母斑細胞の集結によって生じ、色は黒や茶褐色などさまざまです。形も平坦なものや隆起したものなど、いろいろなものがあります。単純黒子と異なり、表皮だけでなく真皮でも母斑細胞が増え、徐々に盛り上がってきます。
ほくろを除去する必要はある？ ほくろ除去の方法も
ほくろは、気にならなければ必ずしも除去する必要はありません。しかし、できている場所や大きさなどによっては、コンプレックスに感じる方もいるでしょう。ここからは、ほくろ除去が必要なケースや、除去方法を解説します。
■ほくろを除去するケース1．見た目が気になる
ほくろ除去を希望する方に多い理由が、「目立つ場所にあるため気になる」といった、見た目の問題です。ほくろはチャームポイントの1つになることもありますが、場所や大きさによっては気になる方も少なくありません。除去することで、若々しい印象になったり、コンプレックスが解消されて表情がやわらかくなったりするなどのメリットが生じる場合があるでしょう。
■ほくろを除去するケース2．病気
ほくろ除去が選択されるもう1つのケースは、病気が潜んでいる場合です。ほくろが不規則な形をしていたり、境界線が曖昧だったりする場合は、悪性黒色腫の可能性があり、手術による切除が必要になることがあります。また、大きさが6mm以上、色ムラがあるなどの場合も悪性黒色腫が疑われます。
なお、医師が診察し皮膚がんの可能性があると判断された場合、医療的なほくろ除去の治療が必要になるため、広島以外で受けても保険適用されます。
■一般的なほくろ除去の方法は
一般的なほくろ除去治療として挙げられるのは、メスを使用した外科的な手術です。このほか、美容皮膚科や形成外科など診療科によっては、電気メスやレーザーを用いた治療を取り入れているクリニックもあります。
ほくろの種類や状態に合わせた施術を受けることが大切なので、まずは医師やカウンセラーにほくろを確認してもらい、適した治療法を選択しましょう。
広島のヤヨイクリニック（YAYOI CLINIC）では、来院後にカウンセラーが悩みとともに希望の治療を伺います。また、肌診断機「VISIA」により肌の状態やほくろの種類を把握し、適した治療法を提案します。治療法で悩まれる方は、カウンセリングで聞いてみると良いでしょう。
広島ヤヨイクリニックはCO2（炭酸ガス）レーザーのほくろ除去に対応！よくある疑問を解説
広島の美容皮膚科ヤヨイクリニックでは、ほくろ除去に対する施術として主にCO2（炭酸ガス）レーザーを行っています。CO2（炭酸ガス）レーザーは、周囲の皮膚へのダメージを抑えて、ほくろやイボをピンポイントで除去する治療法で、術後の傷痕が目立ちにくいのが特徴です。ここでは、CO2（炭酸ガス）レーザーに関する質問にお答えします。
■CO2（炭酸ガス）レーザーによるほくろ除去の治療は1回で完了する？
CO2（炭酸ガス）レーザーによるほくろの除去を広島のヤヨイクリニックで受ける場合、ほくろの状況によっては1回の治療で取り除けます。しかし、大きいものや深い部分に根づいている場合は複数回の施術が必要になることもあります。また、ほくろは再発する可能性も否定できません。個人差があるため、医師に確認してみましょう。
なお、1回の施術時間は、照射範囲によって差がありますが、5～30分程度です。
■CO2（炭酸ガス）レーザーによるほくろ除去は痛い？
ほくろ除去でレーザー治療を受ける場合、痛みが生じるケースもあります。そのため、ほくろの状態によっては、麻酔の使用も考慮しなければなりません。痛みに対して不安がある場合、さまざまな配慮をしてもらえるため、カウンセリングの際に相談してみましょう。
■CO2（炭酸ガス）レーザーによるほくろ除去のリスクや副作用は？
CO2（炭酸ガス）レーザーによるほくろ除去で考えられるリスクや副作用には、以下のものが挙げられます。
- 水疱
- びらん
- 赤み
- 炎症後色素沈着
- ほくろの再発
- 内出血 など
治療を受けた場所をひっかいたりこすったりすると、瘢痕化してしまうこともあるため、施術後は外用薬やテープを使用し、医師の指示に従って過ごしましょう。
■CO2（炭酸ガス）レーザーによるほくろ除去の経過は？
CO2（炭酸ガス）レーザーによるほくろ除去を広島のヤヨイクリニックで受けた場合の、施術後の経過は個人差があります。一般的には、ほくろを取り除いた場所は一時的にくぼみができ、その後、皮膚が再構築されるとともに徐々に盛り上がってきます。このときにかさぶたが生じる方もいますが、無理に剥がすことはしないでください。
かさぶたが自然に剥がれると、施術した部分の皮膚はピンク色を呈しています。少しくぼみがありますが、時間の経過とともに落ち着いていくでしょう。一時的な色素沈着が生じた場合は、3～6ヶ月ほどで改善することが多いため、様子を見てください。不安なときは、医師に相談を。
なお、ほくろ除去を広島のヤヨイクリニックで受けた後は、当日からレーザー照射部位以外の洗顔やメイク、入浴が可能です。施術後は、2週間ほど軟膏とテープで施術部位を保護します。また、3ヶ月程度は日焼け止め対策を徹底するなど、紫外線防止に努めましょう。
■おわりに
ほくろの大きさや発生している深さによりますが、1回の施術で大きく顔の印象を変えられるほくろ除去。広島でほくろ除去を検討している方は、まずはカウンセリングでほくろの状態を見てもらうと良いでしょう。目立つ場所にありほくろが気になっている方やコンプレックスに感じている方は、施術を検討して前向きな自分を手に入れてみてはいかがでしょうか。
広島の美容皮膚科・美容内科・美容外科・アートメイク ヤヨイクリニック（YAYOI CLINIC）では、お肌、お身体、お顔のお悩み別に治療法をご紹介しています。
皆さまにより良い選択肢をご提案できますよう一人ひとりのお肌の状態を見極め、治療期間やご予算、ダウンタイムの許容範囲などご希望に合わせた治療方針を立案していく考えです。
お悩みのある方は、まずはカウンセリングにお越しください。
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【施術の内容】CO2（炭酸ガス）レーザー
【施術回数の目安】1回～
※施術箇所によって個人差があります。
【費用】 ¥4,500～¥98,000※別途施術料がかかる場合があります
【副作用・リスク】水疱、びらん、赤み、炎症後色素沈着、ほくろの再発、内出血など
【未承認機器に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。
