河野 貴子（こうの きこ）医師
プロフィール
川崎医科大学医学部卒業。中核病院等で約20年間皮膚科医として勤務。長年の経験と実績を生かし、美容皮膚科医の道へ。皮膚をしっかり診て、皮膚のどこで何が起こっているのかを追求してアプローチする診療スタイル。得意施術はカスタマイズ治療とレーザー治療、ボトックス、肌育注射など。プライベートでは2児の母。
広島で受けられるイボ取り「CO2（炭酸ガス）レーザー」について、美容皮膚科 ヤヨイクリニック（YAYOI CLINIC）が特徴や魅力を解説します。この記事では「顔のイボが気になる」「首のイボをなくしたい」「個数が前より増えた」と悩んでいる方に向けて、イボの種類や施術の流れ・注意点などもまとめています。イボでお悩みの方はぜひお読みください。
イボの代表的な種類は？
イボは、大きく分けて加齢・紫外線などによるものとウイルス性の2つに分類されます。
■加齢・紫外線などが原因のイボ
加齢や紫外線、摩擦によりできるイボは、数年で徐々に大きくなるのが特徴です。日光を浴びることが多い顔・首などに多く出現しますが、それ以外にも体のさまざまな部位にできる可能性があります。加齢・紫外線・摩擦が原因のイボは、主に脂漏性角化症（しろうせいかくかしょう）と軟性線維腫（なんせいせんいしゅ）の2種類です。それぞれの特徴を見ていきましょう。
・脂漏性角化症（老人性のイボ）
中高年以降の方に多く見られるイボ。老人性のイボとも呼ばれており、シミから進展するケースも少なくありません。特徴は、茶色や褐色で盛り上がっていること。主に頭・顔・首・手足などにできます。放置してもとくに問題はありませんが、コンプレックスを感じたり日常生活に支障のある位置にできてしまったりするようなら、美容皮膚科での治療が検討されます。
・軟性線維腫
軟性線維腫は、加齢や紫外線の他、摩擦で生じる刺激により発症します。早い方では30代の頃からでき始めますが、悪性化しないため治療をしなくても支障はありません。色は肌色ですが色味がやや濃くなることもあるため、気になってしまう方もいるでしょう。
軟性線維腫の中でも、首周りや脇の下などにできるものをアクロコルドンといいます。肌色の首イボで悩んでいる方は、アクロコルドンを疑ってみましょう。
■ウイルスが原因のイボ
ウイルス性イボの主な原因は、ヒトパピローマウイルス（HPV）です。ヒトパピローマウイルスは、多くの種類があることが特徴。ここでは、ヒトパピローマウイルスに感染することでできる2種類のイボについてご説明します。
・尋常性疣贅（じんじょうせいゆうぜい）
HPV2・HPV27・HPV57に感染することでできる、ザラザラとした肌色から白色のイボを尋常性疣贅といいます。公衆浴場やプールサイドといった裸足で過ごす場所で感染することが多く、手や足の指が好発部位です。最初は1箇所のみですが、対処しないと徐々に大きくなり、周りに小さなイボが増えていくケースも少なくありません。周囲の人にもうつるため、皮膚科の受診が必要です。治療としては、液体窒素を用いた冷凍凝固法などがあります。
・青年性扁平疣贅（せいねんせいへんぺいゆうぜい）
HPV3・HPV10によりできるイボです。表面が平べったくて、顔や手の甲に多発します。青年性扁平疣贅がとくに多く見られるのが、若い女性の額。自然に治ることもありますが、周囲の皮膚に広がっていくことも珍しくありません。青年性扁平疣贅は、その形状・色からシミと間違われることもあります。
【広島でできるイボ治療】CO2（炭酸ガス）レーザーとは？
広島で受けられる治療の1つに、炭酸ガスレーザーがあります。治療の特徴は水に反応すること。レーザーが細胞内の水分に作用すると熱エネルギーが発生し、皮膚の表面を削ることができるのです。炭酸ガスレーザーの特徴を詳しく見ていきましょう。
■【広島でできるイボ治療】CO2（炭酸ガス）レーザーの適応となる疾患
炭酸ガスレーザーの適応となるのが、加齢・紫外線・摩擦によりできる脂漏性角化症や軟性線維腫です。また、ウイルス性イボの一種である青年性扁平疣贅に対しても、広島のヤヨイクリニックは施術を行っています。なお、炭酸ガスレーザーはほくろ除去も可能です。
■【広島でできるイボ治療】CO2（炭酸ガス）レーザーのメリット
炭酸ガスレーザーの魅力は、メスを使用する切除手術と比べてダウンタイムが短いこと。イボにピンポイントでレーザーを照射するため、周囲の皮膚ダメージを抑えつつ治療できます。また、熱凝固作用により出血を低減できる点も特徴です。他には、治療後の傷痕が目立ちにくいこともメリットといえるでしょう。傷痕は2～3ヶ月で分かりにくくなるため、周りの人から見えやすい部位の施術にも適しています。
炭酸ガスレーザーと切除手術以外では、先述の冷凍凝固法もあります。しかし冷凍凝固法は繰り返しの治療が必要で、血豆や水ぶくれを生じる可能性があることと、炎症後色素沈着を生じやすいことが難点です。
■【広島でできるイボ治療】CO2（炭酸ガス）レーザーのデメリット
水疱・びらん・赤み・炎症後色素沈着などの副作用が生じることが、炭酸ガスレーザーのデメリットです。ただし、どの治療にも副作用は付きものです。メリットとデメリットを比較して、自分に合った施術を検討しましょう。
また、炭酸ガスレーザーは基本的に保険適用の治療ではありません。広島のヤヨイクリニックで受けていただくときも、自由診療の料金となります。悪性腫瘍が疑わしい場合や日常生活に差し支えがある場合、クリニックによっては保険適用となることもありますが、美容目的での施術は全額自己負担です。
広島の美容皮膚科ヤヨイクリニックが行うイボ治療【CO2（炭酸ガス）レーザー】
広島のヤヨイクリニックで行っているイボ治療、CO2（炭酸ガス）レーザーの流れやケアのポイントをご紹介します。
■【広島ヤヨイクリニックのイボ治療】CO2（炭酸ガス）レーザーの流れ
ヤヨイクリニックにおけるCO2（炭酸ガス）レーザーの流れは、以下のとおりです。
【カウンセリング】
まずは、お客様の肌悩みやご希望をヒアリングします。その後の医師の診察では、除去したいイボの状態を確認。CO2（炭酸ガス）レーザーによる治療が適しているかを判断します。当クリニックは痛みへの配慮にこだわっているので、不安がありましたらいつでもご相談ください。
【施術】
イボにレーザーを照射します。施術箇所によっては麻酔を使用することもあります。治療にかかる時間は、照射範囲にもよりますが5～30分程度。イボを除去した部分のくぼみは、軟膏を塗ってからテープで保護します。
なお、当クリニックは、広島電鉄「八丁堀電停」から徒歩2分のKMMビル内にあります。当日は6階の受付へお越しください。
■【広島ヤヨイクリニックのイボ治療】CO2（炭酸ガス）レーザー後のケア
治療箇所を避ければ、施術当日のメイク・洗顔・入浴が可能です。過度にこすったり引っかいたりすると傷になりやすいため注意しましょう。
治療箇所の軟膏塗布とテープ保護は、2週間程度継続してください。他には、UV対策も重要です。施術後3ヶ月程度は必ず日焼け止めを塗りましょう。傷が治ったあとも、SPF30以上の日焼け止めで紫外線を防ぐことが大切です。
広島でイボにレーザー治療を受けるときのQ＆A
最後に、炭酸ガスレーザーに関する疑問にお答えします
■広島のイボ取りは安い？
広島のイボ取り・ほくろ除去治療の料金は、クリニックや治療法によりさまざまです。広島の美容皮膚科 ヤヨイクリニックでは、2mmまでのイボ治療を4,500円、施術料10,000円（すべて税込）で実施しています。
■広島でイボの名医と出会うには？
まずは、医師の実績や症例などを確認することが大切です。また、親身に相談にのってくれるか、治療について分かりやすく説明してくれるかということも注目したいポイント。治療後に気になる症状が出た場合に備えて、アフターケアの内容もチェックしましょう。
■おわりに
広島で受けられるイボ治療のうち、炭酸ガスレーザーについて詳しく解説しました。炭酸ガスレーザーは、ダウンタイムが短い、傷痕が目立ちにくいなど多くのメリットがある治療です。イボを除去したい方、周囲の皮膚へのダメージが少ない施術を選びたい方は、検討してみる価値があるでしょう。炭酸ガスレーザーの施術で、肌の悩みを解決してみませんか。
広島の美容皮膚科・美容内科・美容外科・アートメイク ヤヨイクリニック（YAYOI CLINIC）では、お肌、お身体、お顔のお悩み別に治療法をご紹介しています。
皆さまにより良い選択肢をご提案できますよう一人ひとりのお肌の状態を見極め、治療期間やご予算、ダウンタイムの許容範囲などご希望に合わせた治療方針を立案していく考えです。
お悩みのある方は、まずはカウンセリングにお越しください。
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【施術の内容】CO2（炭酸ガス）レーザー
【施術回数の目安】1回～
※施術箇所によって個人差があります。
【費用】 ¥4,500～¥98,000※別途施術料がかかる場合があります
【副作用・リスク】水疱、びらん、赤み、炎症後色素沈着、ほくろの再発、内出血など
【未承認機器に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。
