河野 貴子(こうの きこ)医師
プロフィール
川崎医科大学医学部卒業。中核病院等で約20年間皮膚科医として勤務。長年の経験と実績を生かし、美容皮膚科医の道へ。皮膚をしっかり診て、皮膚のどこで何が起こっているのかを追求してアプローチする診療スタイル。得意施術はカスタマイズ治療とレーザー治療、ボトックス、肌育注射など。プライベートでは2児の母。
00広島でイボ取りができる美容皮膚科を探していませんか。今回の記事では「イボができる原因って?」「イボ取りにはどんな治療法があるの?」など、イボ治療に関するさまざまな基礎知識をまとめました。イボ治療に関するよくある質問を、広島でイボ取りを行う美容皮膚科ヤヨイクリニック(YAYOI CLINIC)が解説。ヤヨイクリニックが提供するイボ治療、CO2(炭酸ガス)レーザーの魅力もお伝えします。
【広島でイボ取り】イボができる原因を美容皮膚科ヤヨイクリニックが解説!

広島でできるイボ取りの方法やよくある質問にお答えする前に、まずはイボができる原因をおさらいしましょう。
■【イボができる原因1】ウイルス
1つ目のイボができる原因は、ウイルスです。イボの原因となるウイルスには、主に下記の2つがあります。
・ヒト乳頭腫ウイルス(HPV/ヒトパピローマウイルス)による感染
ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)には多くの型があり、型によって好発部位・イボの形状に違いがあります。皮膚にできた傷から感染し、約3~6ヶ月の期間を経てイボがつくられるのが特徴的です。手や足の指などにできる、表面がざらざらした肌色や褐色のイボは「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」、顔や腕などにできる平たいイボは「扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)」と呼ばれています。
・伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)ウイルスによる感染
一般的には、「水イボ」と呼ばれているイボです。水イボは子どもにできやすい傾向があり、表面がツルツルで水ぶくれのような見た目が特徴的です。顔や首、手足など体のどこにでもできるイボで、周囲の人にうつしてしまう恐れもあります。
■【イボができる原因2】紫外線、加齢、摩擦
2つ目のイボができる原因は、紫外線や加齢、摩擦です。これらが原因となってできるイボは、老人性イボ、あるいは脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)などと呼ばれており、わずかに盛り上がりがあります。
「老人性イボ」といいますが、正確には皮膚の良性腫瘍です。そのため、自分で取ったり、市販薬で治したりすることは難しいとされています。蓄積された紫外線の影響、加齢による皮膚の老化が原因で起きるため、突然発生するものではなく、徐々にイボができるのが特徴です。
広島で受けられるイボ取り治療は?どこの美容皮膚科でできる?
自分でイボ取りをすることは、感染や色素沈着を引き起こす可能性があるため、おすすめできません。イボを取りたいなら、皮膚科・美容皮膚科などで除去する方法が確実でしょう。ここからは、広島で受けられる治療法を2つご紹介します。どこの美容皮膚科で受けられるのかも紹介しますので、イボ治療を考えている方は必見です。
■冷凍凝固法
冷凍凝固法とは、液体窒素を用いるイボの治療法です。イボを引き起こしている部位を、-196度程度の液体窒素で凍結し、壊死させます。前述したウイルス性イボ、老人性イボ、両方に効果が期待できる治療法で、短時間で済むメリットがあります。一方、デメリットとしては液体窒素を用いる治療のため、水ぶくれや黒ずみ、赤みなどが生じてしまう可能性も。あとで後悔しないためにも、理解した上で治療に臨みましょう。
■CO2(炭酸ガス)レーザー

CO2(炭酸ガス)レーザーとは、イボやほくろにピンポイントにアプローチできるレーザー治療です。CO2(炭酸ガス)レーザーの蒸散作用(水分に反応して熱エネルギーを発生させる仕組み)を活用して、イボやほくろの表面を削ります。熱凝固作用があるため、周囲の血管からの出血はほとんどなく、的を絞って照射できるので、周りの皮膚へのダメージを抑えながら治療が進められます。また、CO2(炭酸ガス)レーザーは表皮層までしか蒸散作用は及ばないため、深い位置にある真皮層には届きません。そのため、治療後は早い段階で治癒できるといったメリットがあります。
下記のお悩みをお持ちの方には、CO2(炭酸ガス)レーザーでの治療がおすすめです。
- ダウンタイムが少ない治療が良い方
- 首のイボが気になる方
- 傷痕を気にしなくても良い治療を選びたい方
- 脂漏性角化症を治療したい方
- イボと一緒に小さなほくろの除去も希望する方など
広島でイボ取り治療「CO2(炭酸ガス)レーザー」ができるクリニックをお探しなら、美容皮膚科ヤヨイクリニックもご検討ください。気になる方は、カウンセリング予約からお問い合わせが可能です。
※ヤヨイクリニックにおける炭酸ガスレーザーは、美容目的となるため保険適用外の自由診療となります。
【広島でイボ取り】よくある質問をQ&Aで美容皮膚科ヤヨイクリニックが解説
ここからは、イボ取りに関するよくある質問をQ&A形式でまとめました。広島でイボ取りを受けたい方に向けて、美容皮膚科ヤヨイクリニックがさまざまな疑問にお答えします。
■イボは市販薬で治せる?
イボ治療を謳う市販薬は、イボができる原因や部位・種類によって効果が期待できるかどうかが変わります。前述したとおり、紫外線や加齢、摩擦などが原因でできるイボへの適用は難しいでしょう。また、市販薬を使用することで症状が悪化するケースも少なくありません。例えば、イボが大きくなったり、他の部位にうつったりするなどのトラブルも発生しています。
イボを見つけたら、すぐに皮膚科や美容皮膚科などのクリニックに相談するのが無難です。イボの種類を診断して、適切な治療法を提案してくれるでしょう。
■イボ取り治療は1回で終わる?
イボ取りは症状や大きさにもよりますが、数回受けるのが一般的です。とくに大きめのイボやしつこいイボなどは、完治までに時間がかかることも。原因や個人によって異なるため、気になる場合は医療機関に相談しましょう。
■イボ取り治療後に再発の可能性はある?

イボの原因や治療箇所によって個人差があります。1回の治療で完治する場合もあれば、施術後に再発してしまうことも。除去がスムーズにいかない場合は、施術を数回繰り返したり、治療方法を変更したりするケースも存在します。
■イボ取り治療の痕は残る?
CO2(炭酸ガス)レーザーは、施術後の傷痕が目立ちにくく、早い段階で治癒しやすいイボ治療といわれています。
参考までに、ヤヨイクリニックで行っているCO2(炭酸ガス)レーザーの治療経過についてご紹介します。個人差がありますが、一般的にはイボを除去した箇所は施術直後にくぼみ、新しい皮膚ができると少しずつ盛り上がります。このとき、かさぶたが生じることがありますが、自然に剥がれるのを待ちましょう。やがて、治療箇所の皮膚がピンク色に少しくぼみ、落ち着いてきます。一時的な色素沈着が見られることもありますが、多くの場合は3~6ヶ月程度で改善するでしょう。
痕を残さないようにきれいに治すためには、治療後のケアも重要です。施術後2週間は治療箇所に軟膏を塗り、テープで保護してください。その後3ヶ月程度は日焼け止めを塗るなどして、色素沈着が起きないように紫外線対策しましょう。
■おわりに
広島でイボ取りできる皮膚科・美容皮膚科をお探しの方、イボ治療の基礎知識を知りたい方に向けて、イボができる原因や治療法をご紹介しました。ダウンタイムが少なく、施術後の傷痕が目立ちにくい、CO2(炭酸ガス)レーザー。「気になる首イボを除去したい……」「イボと一緒に、ほくろも取りたい」と思っている方は、CO2(炭酸ガス)レーザーを試してみませんか。広島でイボ取り治療が受けられる美容皮膚科をお探しの方は、ヤヨイクリニックをご検討ください。
広島の美容皮膚科・美容内科・美容外科・アートメイク ヤヨイクリニック(YAYOI CLINIC)では、お肌、お身体、お顔のお悩み別に治療法をご紹介しています。
皆さまにより良い選択肢をご提案できますよう一人ひとりのお肌の状態を見極め、治療期間やご予算、ダウンタイムの許容範囲などご希望に合わせた治療方針を立案していく考えです。
お悩みのある方は、まずはカウンセリングにお越しください。
■【あなたにおすすめの関連記事】
【施術の内容】CO2(炭酸ガス)レーザー
【施術回数の目安】1回~
※施術箇所によって個人差があります。
【費用】 ¥4,500~¥98,000※別途施術料がかかる場合があります
【副作用・リスク】水疱、びらん、赤み、炎症後色素沈着、ほくろの再発、内出血など
【未承認機器に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。


