韓国で誕生したララピールは、日本でも注目を集める次世代のピーリングです。ピーリングというと「角質を剥がす」イメージがあるかもしれません。しかし、ララピールは従来と異なる方法で肌にアプローチ。その結果、さまざまなうれしい効果が見込めます。今回はララピールのダウンタイムに着目し、度合いや起こり得る症状を解説します。施術後の注意点もまとめました。ララピールが気になっている方はもちろん、敏感肌の方も必見です。
ララピールのダウンタイムはほぼなし!
結論から紹介すると、ララピールの施術後のダウンタイムはほとんど生じません。ただし、個人差があり、施術後に一時的な症状が出る方もいます。
なぜララピールにはダウンタイムの心配が少ないのか、起こるとしたらどのような症状なのか詳しく見ていきましょう。
ララピールのダウンタイムがほぼない理由
ララピールはピーリングの一種ですが、角質を剥ぐ施術ではありません。ピーリング剤が表皮の奥にある真皮まで届き、内側からターンオーバーを促進。肌が生まれ変わる際に、不要な角質を剥離させる効果が期待できます。さらに、保湿や抗炎症作用、真皮再生といった働きも持ち合わせています。
そのため、肌への刺激が少なく、施術後も従来のピーリングのような皮むけの症状がほとんど現れないのです。
ララピールのダウンタイムでまれに起こる症状
ただし、ララピールの副作用は必ずしもゼロとは限りません。ララピール後、次のような症状が一時的に起こる可能性があります。
- 赤み
- かゆみ
- ひりつき
- 乾燥
- 違和感 など
ララピール施術後・ダウンタイム中の過ごし方
ララピール施術後は肌がデリケートな状態になっているため、注意が必要です。日常生活では、以下のポイントに気をつけましょう。
- 紫外線対策を徹底する
- しっかり保湿する
- 肌をこすらない
- 体を温め過ぎないようにする
とくに重要なのが、紫外線対策と保湿。施術後数日は日焼けや乾燥しやすいので、念入りに対策が必要です。クリームなどを塗る際は摩擦が起こらないように注意してください。
また、入浴や洗顔は当日から可能ですが、サウナ・激しい運動・飲酒などは控えるのが望ましいでしょう。メイクも翌日から再開するのがベターです。
施術後の肌の状態によっても変わるので、詳しい行動制限や注意点は医師・施術者に確認しましょう。
ダウンタイムだけじゃない!ララピールの魅力
ダウンタイムがほぼないことがララピールの魅力の1つですが、そのほかにもメリットがたくさんあります。美容大国である韓国の女優も肌管理にララピールを取り入れているほど。
「ララピールは効果なし」「ララピールはデメリットがある」と口コミやブログで目にしたことがある方も、ぜひチェックしてみてください。
肌のトーンアップ・ザラつき改善が目指せる
肌がくすんだりザラザラしたりする原因は、角質の蓄積にあります。ララピールは、ターンオーバーを促すことによって不要な角質を取り除けるため、くすみや肌のザラつきの改善が目指せます。ララピールを継続することでキメが整い、明るくなめらかな肌が目指せるでしょう。
ターンオーバーの正常化が図れる
ララピールは、正常なターンオーバーへと導いてくれます。そもそもターンオーバーは、加齢や肌の乾燥、紫外線のダメージなどによって乱れてしまいます。ララピール剤を肌に塗布するとピーリング剤が真皮まで浸透。真皮層の再生を促す作用によって、ターンオーバーが整うのです。
ニキビや毛穴目立ちを軽減できる
ララピールには、過剰な皮脂分泌を抑える働きを持つ成分が含まれています。皮脂分泌の正常化が狙えるため、ニキビ肌の改善が見込めるでしょう。
また、ララピールの線維芽細胞を活性化させる働きによって、毛穴悩みの軽減が目指せます。真皮層にある線維芽細胞は、コラーゲンやエラスチンの生成を担っています。刺激を受けた線維芽細胞がコラーゲン・エラスチンを生み出すことで、肌にハリやうるおいをもたらし、内側から持ち上がって毛穴が目立ちにくくなるのです。
さらに、ララピールには毛穴洗浄・引締め成分も含有されており、開いた毛穴のケアに一役買ってくれます。
敏感肌でもトライできる
ララピールは、強い化学反応によって角質を剥がすわけではありません。肌への刺激に配慮しているので、敏感肌の方や肌の薄さが気になって従来のピーリングができなかった方もチャレンジしやすいでしょう。
ララピールに関する疑問を解決
最後に、ララピールでよくある質問とその答えをまとめました。
ララピールの頻度の目安は?何回受ければいい?
ララピールは、最短1週間で次の施術が受けられますが、2週間から1ヶ月間隔を空けるのが推奨されています。効果をより実感するには、10回程度の施術が目安となるでしょう。
1回の施術でもキメが整う効果が期待できますが、定期的に施術を受けることでツヤ感アップや健康的な肌に導いてくれます。
ララピールの施術って痛いの?
ララピールの施術中も、ほとんど痛みを感じません。「ピリピリとした刺激が苦手」「ピーリングしたいけれど痛いのはイヤ」という方もリラックスして施術が受けられます。
ただし、肌の状態によって痛みの感じ方が異なるので、不安な場合は施術前に医師に相談しましょう。
ララピールでシミや肝斑もケアできる?
シミや肝斑のケアにララピールを選ぶケースもあります。そもそもシミや肝斑が目立つのは、過剰なメラニンが皮膚に滞留することが原因です。ララピールで肌のターンオーバーを促すことで、メラニンの排出をフォロー。シミや肝斑を和らげるのに一役買ってくれます。
ただし、肝斑はホルモンバランスの乱れが一因で起こるため、ララピールで効果が得られるとは限りません。シミや肝斑へのアプローチは医師と相談し、適した方法を検討してみてください。
ララピールの値段はどのくらい?
ララピールの料金は、顔のみだと12,000~15,000円。施術範囲が顔全体と首の場合は、およそ20,000円で案内しているクリニックが多くなっています。なお、ララピールの薬剤は導入・登録サロン向けのみの販売となっており、一般では購入できません。
YAYOI CLINICでは、ララピールのメニューを用意しています。長年、大手エステサロンでスキルを培った施術者が技術を監修。施術前には医師が肌の状態確認とカウンセリングを実施し、患者様の肌悩みに寄り添った提案が可能です。ララピールに興味がある方は、ぜひYAYOI CLINICにご相談ください。
おわりに
ダウンタイムがほとんどなく、くすみや毛穴目立ちにアプローチできる、ララピール。肌への刺激に配慮されているため、従来のピーリングのような皮むけなどの症状の心配がほとんどいりません。敏感肌の方が受けやすいのも魅力でしょう。
ただし、ダウンタイムが絶対起こらないわけではありません。施術後に何らかの症状が起きても適切に対処してもらえるよう、ララピールは信頼できるクリニックに相談してみましょう。
広島の美容皮膚科・美容内科・美容外科・アートメイク YAYOI CLINIC(ヤヨイクリニック)では、お肌、お身体、お顔のお悩み別に治療法をご紹介しています。
皆さまにより良い選択肢をご提案できますよう一人ひとりのお肌の状態を見極め、治療期間やご予算、ダウンタイムの許容範囲などご希望に合わせた治療方針を立案していく考えです。
お悩みのある方は、まずはカウンセリングにお越しください。
【治療の内容】ピーリング
【当院採用薬剤】ララピール
【治療期間および回数】2週間~1ヶ月に1回(5~10回/1クール)
【費用】
・顔のみ:1回 ¥12,100~10回 ¥99,000
・顔~首まで:1回 ¥19,900~10回 ¥119,900
【リスク・副作用等】赤み、乾燥、ひりつき、かゆみ、違和感など
【未承認医薬品等であることについて】
・ララピールの治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニックの医師の判断のもと、MD Skin Solutions社より個人輸入手続きを行ったものです。
・同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-全製品、欧州CE認証を取得しています。
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。