伊藤 やよいこ医師
プロフィール
広島大学医学部卒業。総合診療内科勤務を経て、美容医療の第一線で活躍している先生方に師事。美容の知見やスキルを習得したのち、2023年YAYOI CLINIC(ヤヨイクリニック)院長に就任。得意施術はボトックスやヒアルロン酸注入、カスタマイズたるみ治療など。丁寧な診察と痛みに配慮したナチュラルな施術がモットー。
目のくぼみへのヒアルロン酸を広島で受けたい方向けに、知っておくべき情報をご紹介します。実際に、加齢による目のくぼみで悩む女性は少なくありません。今回は、施術の流れや副作用といった目のくぼみ治療に関する基本的な情報をまとめました。自然な仕上がりを実現するためのコツ、名医の見つけ方も伝授しますので、ぜひお読みください。
広島でヒアルロン酸治療を受ける前に!目元(眼窩縁)のくぼみについての知識をチェック
眼窩縁(がんかえん)のくぼみに大きく関係しているのが、目の周りにある眼輪筋(がんりんきん)と、上まぶた・下まぶた部分にある眼窩脂肪(がんかしぼう)。これらが衰えたり減ったりすると、目がくぼんでしまいます。では眼輪筋や眼窩脂肪は、なぜ衰えたり減ったりするのでしょうか。まずは、原因を見ていきましょう。
加齢による目元の変化
眼輪筋は他の筋肉と同様、加齢により衰えます。眼輪筋が衰えると、その縁にある溝が深くなって目のくぼみが出現。また、下まぶたの皮膚を支えられなくなることで、目元に影響を及ぼします。
年を重ねると、眼窩脂肪も減ります。すると、目元の骨格が浮き彫りになり、目の凹みが目立ってしまうのです。他には、コラーゲンの減少も目元に変化を与えています。
遺伝的要因と生活習慣の影響
眼窩脂肪が少ない、痩せやすいなどの肉体的な性質は遺伝しやすいといわれています。親の目のくぼみが強い場合は、自分もくぼみやすい傾向にあると認識しておくと良いでしょう。
また、パソコン・スマートフォンを長時間使う場合も要注意です。一点に集中し続けているとまばたきの回数が減って眼輪筋が衰えやすくなります。
くぼみが与える印象
目がくぼむと、そこに影ができて実際の年齢よりも老けて見えやすくなります。とくに目の下のくぼみは、顔のトーンを暗くさせるので疲労している印象を与えやすいでしょう。
広島でもできる!目のくぼみをヒアルロン酸注入で改善
眼窩縁のくぼみ、つまり目のくぼみ改善治療の1つとして行われるのが、ヒアルロン酸注入です。広島の美容クリニックで受けられるヒアルロン酸治療についてご説明していきます。
ヒアルロン酸の特性と効果
ヒアルロン酸は、私たちの体内にもともと存在する成分です。水分を保持する力が強く、肌の柔軟性・弾力性を保ってくれます。つまり、ヒアルロン酸注入は肌にハリ・ボリュームを与える効果があるといえます。この作用により、シワや目のくぼみなどを改善できるのです。
ヒアルロン酸注入の特徴は、安全性に配慮されていること。体内にある成分を注射するため、アレルギーが起こりにくいとされているのです。
【目のくぼみ治療】ヒアルロン酸注入手順と所要時間|広島「YAYOI CLINIC」の例
広島の「YAYOI CLINIC」では、目のくぼみに対するヒアルロン酸注入を行っています。当院における施術の流れを以下にまとめました。
- カウンセリング
- 施術
- 施術後
まずは、カウンセリングでお客さまのお悩みや理想を伺います。その後、顔全体のバランスや治療が必要な部位を見極めて、一人ひとりに適した注入本数をご提案。痛みに不安がある方は、麻酔クリームなどを用いることもできます。
施術では、目のくぼみに対しごく細い針を用います。治療時間の目安は15分程度で、施術後赤みなどの症状がなければ、帰宅前にメイクをしていただけます。
【目のくぼみ治療】ヒアルロン酸注入後の経過と持続期間|広島「YAYOI CLINIC」の例も
肌質によっては赤みが残る場合もありますが、数日で落ち着くことがほとんどです。また、人によっては小さなかさぶたなどが生じるケースもありますが、無理に剥がさないようにしましょう。当院では、メイク(条件を満たせば可)・シャワー浴・洗顔は当日から可能としています。ただし長時間のシャワーや治療部位のマッサージは、腫れを引き起こしたりヒアルロン酸が移動したりする恐れがあるため控えましょう。
なお、製剤の種類にもよりますが、ヒアルロン酸治療の効果持続期間は4~24ヶ月です。
ヒアルロン酸注入以外の目のくぼみ改善方法|広島「YAYOI CLINIC」の治療も
こちらでは、ヒアルロン酸注入以外で目のくぼみを改善する方法をご紹介します。
侵襲の少ない治療
切らずに目のくぼみを改善したい場合、脂肪注入もあります。自分のお腹や太ももなどの脂肪を用いるので、なじみやすく半永久的に効果が持続するのが特徴です。
他には、線維芽細胞増殖因子や多血小板血漿を注入する方法も。これらは、コラーゲンやヒアルロン酸などの生成を間接的に促す効果があります。
広島のYAYOI CLINICでは目元の治療に関して、ヒアルロン酸の他、肌の細胞に働きかけてハリを改善する肌育注射なども行っています。目のくぼみを改善したい方、広島でヒアルロン酸を含めたさまざまな施術を受けたい方は、一度カウンセリングにいらしてみませんか。
日常的なケアとホームケア製品
日頃からケアをするなら、目を開いたまま眼球を8の字に動かす、下まぶたに力を入れて目を細めたままキープするなどの眼輪筋トレーニングがおすすめです。また、眼輪筋の凝りをほぐすために、目元のマッサージやホットタオルを取り入れるのも良いでしょう。
アイクリームの使用も、実施したいケアの1つ。セラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸などを含む保湿力の高いアイテムを活用しましょう。
目のくぼみへのヒアルロン酸注入を検討しつつも「まずはホームケアから始めたい」という方は少なくないでしょう。広島のYAYOI CLINICは、日常的なスキンケア相談も受け付けています。ご自身に合ったアプローチが分からない方、おすすめのホームケア製品を知りたい方は、ぜひご利用ください。
手術的アプローチの可能性
眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)により目がくぼんでいる場合は、まぶたの下垂を治す手術が必要です。目の上がくぼんでいる場合は、眼瞼下垂症である可能性も考慮しておきましょう。
目のくぼみへのヒアルロン酸注入を広島で受ける際のよくある質問
最後に、目のくぼみへのヒアルロン酸注入を広島で受ける前に知っておきたい情報を、Q&A方式でまとめました。
施術の痛みと副作用は?
細い針を使うため、施術中に強い痛みを感じる可能性は低いでしょう。広島のYAYOI CLINICでは、目のくぼみにヒアルロン酸注入をする際に麻酔クリームなどを取り入れています。
まれなケースではありますが、ヒアルロン酸の副作用として失明、脳卒中の誘発などが報告されています。他にリスクとして挙げられるのは、小結節、数珠状小隆起、アレルギー、壊死、無感覚、疼痛、感染、血管性浮腫、変色、血腫などです。気になる異常が現れた場合は、早めに医師に相談しましょう。
自然な仕上がりを実現するコツは?
顔立ちに合わせて注入することが重要です。ヒアルロン酸を過剰投与すると、凹凸・しこりが生じる可能性があります。必要な部位に適量を注入できるように、医師としっかり相談しましょう。
広島のYAYOI CLINICは、目のくぼみへのヒアルロン酸注射だけでなく、ほうれい線・涙袋など幅広い部位に対する治療を行っています。特徴は、一人ひとりの顔立ちに合わせたオーダーメイド注入。ゆるやかに変化させるため、自然な仕上がりを実現できます。また、ヒアルロン酸を溶かすヒアルロニダーゼ注入も実施していますので、広島でクリニックをお探しの方はいつでもご相談ください。
再施術の必要はある?治療間隔は?
ヒアルロン酸の効果持続期間は、種類にもよりますが4~24ヶ月です。効果を維持したい場合は、定期的な治療が必要となります。
広島でヒアルロン酸の名医を見つけるには?
ヒアルロン酸治療を広島で受ける際は、実績や口コミをチェックしましょう。選択肢を多く持ちたい場合は、皮膚科も含めてヒアルロン酸注入を行っている広島のクリニックを探しても良いかもしれません。ただし、広島でヒアルロン酸治療を行うクリニックを「料金が安い」というだけで選ぶのはおすすめできません。理想の仕上がりを実現したいなら、実績があり、かつカウンセリングでしっかり悩みと向き合ってくれる医療機関を選びましょう。
おわりに
疲れて見えるだけでなく老けた印象を与えてしまう目のくぼみ。目のくぼみへのヒアルロン酸治療は、広島の美容皮膚科・美容外科などで受けられます。ご紹介したクリニック選びのポイントも参考に、いろいろな選択肢を考慮しながら気になる目元の悩みを解決しましょう。
広島の美容皮膚科・美容内科・美容外科・アートメイク YAYOI CLINIC(ヤヨイクリニック)では、お肌、お身体、お顔のお悩み別に治療法をご紹介しています。
皆さまにより良い選択肢をご提案できますよう一人ひとりのお肌の状態を見極め、治療期間やご予算、ダウンタイムの許容範囲などご希望に合わせた治療方針を立案していく考えです。
お悩みのある方は、まずはカウンセリングにお越しください。
【治療の内容】 ヒアルロン酸製剤注入
【当院採用薬剤】
・ジュビダームビスタ® ボライトXC
・ジュビダームビスタ® ボルベラXC
・ジュビダームビスタ® ボリフトXC
・ジュビダームビスタ® ボラックスXC
・ジュビダームビスタ® ボリューマXC
【治療期間および回数】15分程度、1回ごとの治療
【費用】1本 ¥79,800(+施術料 ¥22,000)※使用する本数には個人差があります。
【リスク・副作用等】アレルギー反応、疼痛、感染、修正位置のずれなど
【未承認医薬品等であることについて】
・ヒアルロン酸注射およびヒアルロニダーゼ注入には、国内未承認の薬剤および薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニックの医師の判断のもと、個人輸入手続きを行ったものです。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参照ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・諸外国における安全性等に係る情報
-ジュビダームビスタ®シリーズ:「顔面の中等度から重度のシワや溝の修正」で国内薬事承認
-ヒアルロニダーゼ:韓国・MFDSより承認
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。