「ポテンツァって痛いの?」そんな不安をお持ちではありませんか?肌悩みへのアプローチ方法としてポテンツァに興味があっても、痛みへの不安から治療を思いとどまっている方も多いでしょう。そこで今回は、ポテンツァの仕組みや効果、施術による痛みの度合い、痛みの軽減方法をご紹介!肌悩みを抱えていて、ポテンツァを試してみるか迷っている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
ポテンツァとは?
まずは、ポテンツァの仕組みと効果について詳しく解説しましょう。
ポテンツァの仕組み
ポテンツァとは、マイクロニードルによって肌に複数の目に見えないほどの小さな穴を開け、針先から高周波を照射して肌の深部に刺激を与える美容治療法のこと。自然治癒力を利用して肌の再生を図ります。高周波は、皮膚の表面に当てると火傷や傷ができるリスクを伴いますが、針を刺して肌内部に直接照射するポテンツァでは、基本的に皮膚表面を火傷することはありません。
また、「ドラッグデリバリーシステム」を活用して肌の内側に薬剤を浸透させることも可能です。
1回の施術にかかる時間は全顔で約60~90分(施術前の麻酔・施術後の鎮静パック込み)、施術を受ける回数は3~5回程度が目安。ダウンタイムは、数日から1週間程度と短い傾向にあります。
ポテンツァの効果
ポテンツァは、症状に合わせてチップを使い分けることで、毛穴の開きや赤ら顔、肝斑、小ジワなど幅広い肌悩みに対応可能です。チップには、毛穴の開きや赤ら顔、肝斑などにアプローチするチップ、小ジワにアプローチするチップ、ニキビやニキビ痕にアプローチするドラッグデリバリーシステム機能搭載のチップなどさまざまな種類があります。
このほか、ポテンツァには肌を引き締めてたるみを軽減し、リフトアップする効果も。ただし、症状によっては、十分な効果が得られないこともあります。「ポテンツァは効果ない」と言われるケースは、重度のシワやたるみなどへの施術で生じやすくなるのです。
ポテンツァは痛い?
それでは、「ポテンツァ痛い」「ポテンツァ痛すぎる」と、ブログや検索サイトの知恵袋などで言われている理由を、ダーマペンやフラクショナルレーザーの痛みと比較しながら解説していきましょう。
ポテンツァの痛みはどれくらい?
ポテンツァでどんな痛みが生じるのかが気になり、施術を受けた方のブログをチェックしている方もいらっしゃるでしょう。ポテンツァは、高周波の熱による痛みを伴う施術です。1回の施術で施術部位に何度か針を刺すため、繰り返し刺されることで痛みが生じます。額や鼻、顎まわりなど、骨に近い部分はとくに強い痛みを感じる方が多い傾向にあります。
また、皮膚に照射された熱が蓄積していくため、1周目より2周目のほうが強い痛みを感じやすい点も大きな特徴です。薬液注入のみとなる3周目以降は、さらに痛みが増すことは少ないでしょう。
ポテンツァとダーマペンではどっちが痛い?
ポテンツァはダーマペンや医療脱毛などといったほかの施術と比べ、「どっちが痛い?」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ポテンツァは、マイクロニードルによる痛みだけでなく、高周波照射時の痛みを伴います。痛みの感じ方は個人差が大きいため一概には言えませんが、ダーマペンは我慢できる痛みと感じる方が多く、ポテンツァは人によって強い痛みを感じることも。極端に痛みに弱い方やダーマペンが耐えられなかった方は、事前に医師へ相談しておくといいかもしれません。
ポテンツァ、フラクショナルレーザーで生じる痛みの違いは?
フラクショナルレーザーとは、レーザーにより肌のターンオーバーを促す治療法。照射中に感じるチリチリとした痛みや、施術直後に日焼けしたような熱感と痛みが生じやすい施術です。
それぞれの施術時に生じる痛みは、設定やモードによって大きく変化するため、単純な比較はできません。フラクショナルレーザーの痛みがつらかった方は、医師と相談してポテンツァも弱めの設定からスタートすることをおすすめします。
ポテンツァの痛み軽減方法
ポテンツァは、肌を吸引しながら針を刺す設計となっており、痛みに配慮されています。しかし、痛みを感じやすい方にとって施術時の痛みは心配なもの。そこで、最後にポテンツァの痛み軽減方法をご紹介しましょう。
照射する熱量を調整する
ポテンツァは、施術時に高周波の熱量を調節することで、痛みを軽減することが可能です。施術時の痛みに不安を感じる方は、医師へ相談して弱めの熱量から始めることをおすすめします。
それでも施術後の痛みや赤み、発疹が生じてつらかった場合には、アイスパックで火照った顔を冷やしましょう。施術後の痛みを軽減できる可能性があります。
針を刺すスピードを調節する
ポテンツァは、針を刺すスピードをゆっくりめに調節することでも痛みを緩和できます。また、針を刺す深さも調節可能です。痛みを感じやすい方は、事前にクリニックの医師へ伝えておき、無理のないペースで施術してもらいましょう。
麻酔クリームを塗っておく
「ダーマペンの痛みには耐えられたけれど、高周波照射時の痛みが怖い……」そんな方には、麻酔クリームがおすすめです。麻酔クリームを塗ると、次第に皮膚の感覚が鈍り始め、ポテンツァの痛みを緩和することができます。
ただし、実際には「ポテンツァは麻酔しても痛い!」と感じる方も。痛みへの対応方法はクリニックによっても異なるため、カウンセリングの段階でしっかりと確認しておきましょう。
ダイヤモンドチップを使用する
針による痛みが不安な方は、針のないダイヤモンドチップでの施術もおすすめです。ダイヤモンドチップを使用したポテンツァには、肌を引き締めてたるみを軽減する効果が見込めます。ただし、肝斑へのアプローチや、ドラッグデリバリーシステムは行えません。
まずは、ダイヤモンドチップで肌が温かく感じる程度の高周波から体験してみましょう。
おわりに
ポテンツァの仕組みや効果から、施術による痛みの度合いと痛みの軽減方法について解説しました。ポテンツァは「痛い」との評判から、施術を受けることに不安を感じている方も多い施術ですが、高周波の熱量や針を刺す速さと深さ、麻酔クリームなどによって痛みを和らげることが可能です。ポテンツァの痛みをできるだけ感じたくない方には、カウンセリングの際に遠慮なくスタッフに相談してみましょう。
広島の美容皮膚科・美容内科・美容外科・アートメイク YAYOI CLINIC(ヤヨイクリニック)では、お肌、お身体、お顔のお悩み別に治療法をご紹介しています。
皆さまにより良い選択肢をご提案できますよう一人ひとりのお肌の状態を見極め、治療期間やご予算、ダウンタイムの許容範囲などご希望に合わせた治療方針を立案していく考えです。
お悩みのある方は、まずはカウンセリングにお越しください。
【治療の内容】マイクロニードルRF
【当院採用機器】 ポテンツァ
【治療期間および回数】4~6週間に1回、計3回程度
【費用】
・肝斑・赤み 1回:¥54,780
・ドラックデリバリー(マックーム) 1回:¥104,500
・ドラックデリバリー(ベネブ・スノーホワイト) 1回:¥93,500
【リスク・副作用等】出血、赤み、色素沈着、炎症、腫れ、一時的なニキビなど
【使用機器について】
・ポテンツァの治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニックの医師の判断のもと、Jeisys Medical Incより個人輸入手続きを行ったものです。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参照ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報。以下の認証を取得しています。
-MFDS(2019.01)
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。