メスや注射を使わずに、手軽にリストアップが目指せるハイフ。痛みやダウンタイムが少ないため、近年注目を集めている施術です。一方で、ハイフが気になっている方の中には「施術後は食事をして良いの?」「避けたほうが良い食べ物はある?」など疑問点も多いでしょう。
今回は、ハイフ後の食事について詳しく解説。対処法や食事以外の注意点も紹介します。ハイフ後の食事について知識を増やしたい方は、必見です。
医療ハイフ後食事してはいけない理由
美容クリニックで受けられるハイフには、超音波を照射することで、気になる部分の脂肪細胞を破壊する効能も。顔のリフトアップや二の腕・太ももなどの部分痩せに作用します。ハイフ後にすぐ食事をとってしまうと、効果や体調に影響を及ぼすため注意が必要です。まずは、ハイフ後になぜ食事してはいけないのか、理由を解説します。
脂肪の分解にエネルギーが100%使われなくなる
ハイフ施術後は、超音波によって破壊された脂肪細胞を分解し老廃物として体外へ排出するため、内臓が活発に動いている状態。このタイミングで食事をとると、食べ物の消化にもエネルギーを割くことになります。
脂肪分解と食べ物の消化の両方に労力を使うため、脂肪の分解が十分にされにくくなりハイフの効果が薄れてしまう可能性が高いのです。ハイフ後に食事をする場合は、時間を少しずらしてとるなど工夫する必要があります。
消化不良を起こす可能性がある
脂肪細胞の分解中に食事をとると、食べ物の消化にもエネルギーが使われることになり、消化が不十分になることが考えられます。ハイフ後は脂肪分解のために肝臓がフル稼働状態。さらに食事までとると過度な負担がかかり、作られる胆汁の量が追いつかないため、下痢や胃もたれといった消化不良を起こしやすくなってしまいます。
脂肪を補おうとして吸収率が高まる
治療直後から脂肪細胞の分解が始まるため、施術した部分の脂肪は急激に減少していきます。脳は飢餓状態と判断し脂肪を補おうとするため、体では脂肪の吸収率が高まっている状態です。そんなときに食事をとってしまうと、体が脂肪を貯めこもうとするため、逆効果になる恐れも。ハイフの効果を十分に得るためには、ハイフ直後の食事を控えたほうが良いでしょう。
ハイフ施術後の食事に関する注意点
では、施術後はいつから食事をとると良いでしょうか。ここでは、ご飯を食べるタイミングや食事内容について、注意点を解説します。
顔ハイフ後の食事は2~3時間空けてから
先述したとおり、超音波の照射を受けた部分は脂肪細胞の分解が活発に行われているため、多くのエネルギーが必要です。食事をとり食べ物の消化にエネルギーが割かれてしまうと、リフトアップや部分痩せの結果に満足できない可能性も。ハイフの効果を十分に得るためには、食事の摂取は最低でも施術後2~3時間空けることが望ましいでしょう。
ヘルシーな食事を意識する
顔ハイフ後の食事内容について、まとめた表を見てみましょう。
おすすめの食べ物 | 豆腐・海藻類・野菜など(植物性のたんぱく質をよくとる) |
避けたほうが良い食べ物 | 脂肪分の多い肉類・菓子パン・洋菓子・スナック菓子など |
ハイフ後の食事としておすすめのメニューは、温野菜や温かいスープです。施術後から2~3時間は食事を控えたとしても、体が栄養を吸収しやすくなっているため、内臓に負担をかけない献立を考えなければいけません。たんぱく質をとるなら脂肪分の多い肉類ではなく、豆腐や海藻類といった植物性のもの、また野菜を意識したヘルシーな食事を心がけましょう。
ほかにも、高カロリーの洋菓子や菓子パン、スナック菓子など、炭水化物や添加物が豊富な食べ物にも注意。炭水化物や添加物は消化に時間がかかることに加え、炭水化物を多くとると中性脂肪に変化し体内に蓄積されてしまうからです。美容のことを考えるなら、日頃から炭水化物や添加物をとりすぎないよう意識しましょう。
水分補給をたっぷり行う
肝臓で分解された脂肪は、体外に排出されます。ハイフの効果を十分に得たいなら、いつもより水分を多くとり排出を促しましょう。冷たい飲み物は体温を一時的に低下させ代謝を下げてしまうため、温かいものか常温のものをたっぷりとってください。
・顔ハイフ後の飲み物としてコーヒーやアルコールはあり?
ハイフ後の水分補給としてコーヒーや紅茶を飲む方もいるかもしれません。しかし、コーヒーや紅茶といったカフェインが含まれているものは利尿作用があり、むくみの原因になったり、効果を実感しづらくなったりします。
また、飲酒も避けましょう。顔ハイフ後にアルコールを摂取すると、肝臓がアルコール分解を優先して行うため、ハイフの効果が薄れてしまいます。顔ハイフ後の飲み物は、白湯やカフェインの入っていないお茶などがおすすめです。
ハイフのあと食事以外にやってはいけないことは?
ハイフ後は、食事以外にも意識しなければいけないことがあります。ここでは、ハイフを受けたあとに注意したい行動を2つ紹介していきましょう。
顔のマッサージ
ハイフの施術後は食事だけでなく、血行を促進する行いは控えましょう。血の巡りが良くなりすぎると、ハイフによる赤みや腫れ、むくみなどが引きにくくなる可能性があるからです。顔のマッサージやサウナ、激しい運動、長時間熱いお風呂に入浴するといった体温を上げる行動は避けましょう。顔ハイフ後のマッサージをいつからして良いかは、医師とよく相談しながら決めると安心です。
タバコを吸う
ハイフ後はタバコを吸う行為も避けなければなりません。タバコを吸うと肺にニコチンが取り込まれます。ニコチンは血管まわりの筋肉を縮めて血管を細くしてしまうため、血流が悪くなってしまうのです。血流が悪くなると分解された脂肪の排出が妨げられ、ハイフの効果が薄れてしまうためおすすめできません。
顔ハイフ後食べてしまったときには医師に相談を
ハイフ後、体の栄養吸収率が上がっている状態で食事をすると、脂肪を取り込むことがありますが、重篤なトラブルが発生するという事態はほぼありません。万が一赤みや腫れなどの症状が出た場合には、できるだけ早く医師に相談しましょう。そういった意味で美容クリニックを選ぶ際は、トラブルが起こったときにすぐ対処してもらえるよう、アフターフォローがしっかりしているところが安心です。
ハイフを受けるならYAYOICLINICの「スーパーハイフ」
YAYOI CLINICのスーパーハイフは、高密度の超音波でSMAS層に効果的にアプローチ。気になる部分へ広く均一に熱を与えられる特徴があり、痛みに配慮しながら施術できます。肌を土台からリフトアップし、たるみの改善が目指せます。
おわりに
ハイフ後の食事は、脂肪細胞の分解を妨げ十分な効果を実感できないことや、消化不良になる可能性があるため避けましょう。食事をとるタイミングは最低でも2~3時間空け、脂肪分の少ないヘルシーなメニューを意識することが大切。白湯などの水分をしっかりととり、アルコールの摂取や喫煙は控えましょう。たるみ改善が叶うハイフでは、施術後の行動が効果を得るための要となります。ぜひ意識してみてください。
広島の美容皮膚科・美容内科・美容外科・アートメイク YAYOI CLINIC(ヤヨイクリニック)では、肌、体、顔の悩み別に治療法をご紹介しています。
皆さまにより良い選択肢をご提案できますよう一人ひとりの肌の状態を見極め、治療期間やご予算、ダウンタイムの許容範囲などご希望に合わせた治療方針を立案していく考えです。
お悩みのある方は、まずはカウンセリングにお越しください。
【治療の内容】医療用HIFU(高密度焦点式超音波)
【当院採用機器】スーパーハイフ
【治療期間および回数】治療後6ヶ月以降から再照射可能
【費用】全顔1回:¥69,800、全顔+顎下1回:¥76,780
【リスク・副作用等】痛み、赤み、熱傷、腫れ、浮腫みなど
【使用機器について】
・スーパーハイフの治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニックの医師の判断のもと購入手続きを行ったものです。
・同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。