広島の美容皮膚科・美容内科・美容外科・アートメイク YAYOIクリニック | 9:00-18:00(不定休)

美容医療「ハイフ」が注目されている?気になる噂の真相や注意点を徹底解説

美容ハイフについて、基本的な知識や機器の種類をまとめています。高い効果が得られることで注目されているハイフですが、「やめたほうがいい」「たるみやすくなる」などネガティブな情報を知恵袋やブログなどで目にすることも。そこで、噂の真相を徹底解説。ハイフで失敗しないための注意点も紹介しているので、美容ハイフの施術が気になっている人は参考にしてください。

美容医療で用いられるハイフ(HIFU)とは?

顔のリフトアップ効果や引き締め効果が得られる美容施術として「効果がすごい!」と注目されているハイフ。まずはハイフについて、基本的な知識をおさらいしていきましょう。

ハイフとは、高密度焦点式超音波治療法を意味する「High Intensity Focused Ultrasound」の頭文字「HIFU」を取った略称です。文字通り、高密度な超音波を当てることで、肌表面の皮膚を傷つけずに肌の奥まで集中照射。熱を受けた肌内部の組織では、損傷を治す過程でエラスチンやコラーゲンの生成が促進され、美容にプラスとなる効果が得られるのです。

美容医療で使われるハイフがもたらす効果

具体的にハイフがもたらす美容効果は、以下のようなものが挙げられます。

  • フェイスラインのたるみ改善
  • ほうれい線の改善
  • 肌の引き締めによる肌質改善
  • シワ改善
  • 部分痩せ効果

ハイフは、高密度の超音波によって、皮下脂肪層のさらに下にあるSMAS層にまでアプローチできるという点が大きな特徴です。SMAS層は肌の土台部分にあたり、皮膚を支える役割を果たしています。しかし、SMAS層はおもにコラーゲンで形成されているため、加齢でコラーゲンが減少することで緩みが生じ、肌表面のたるみにつながるのです。

これまで、このSMAS層に働きかけるためには、フェイスリフトのようなメスを使った治療が必要でした。しかし、ハイフが登場したことで、外科的手術を施さなくてもSMAS層に直接作用できるようになり、肌内部からハリを与える高いリフトアップ効果が得られるようになったのです。

ハイフの効果が出やすい人とは?

年齢を重ねることで、さまざまな悩みが出てきますが、以下のような症状であれば、ハイフ治療で改善効果が期待できます。

  • 35歳を超えて顔のたるみが気になってきた
  • 肌のハリが失われてシワが目立ってきた気がする
  • 二重あごや口横などの脂肪を軽減して部分痩せしたい
  • ほうれい線やマリオネットラインを改善したい

30代半ばを過ぎると、たるみやシワを実感するようになった人も少なくありません。とくに、目元の小ジワや皮膚のたるみはハイフによるリフトアップ効果を感じやすい部分です。

美容医療で使われるハイフの種類

ひと口に「ハイフ」といっても、その種類はさまざま。ここからは美容医療で用いられるハイフの種類についてチェックしていきましょう。

ハイフの種類はアプローチする層によっても異なる

同じハイフでも、機器やモードによって3つの照射方法があります。それぞれの照射方法ごとにアプローチする層が異なり、以下のような特徴を有します。

ハイフの種類 特徴
ドットハイフ ・点で焦点を合わせるメジャーな照射方法

・緩んだSMAS層のリフトアップ効果がある

リニアハイフ ・線状に焦点を合わせる照射方法

・広範囲で脂肪細胞を破壊できるので部分痩せに効果的

ハイフシャワー ・皮膚の表層にアプローチするので効果がすぐ現れる

・毛穴の引き締めや肌質改善に効果的

使われることの多いハイフ機器の種類

美容クリニックで一般的に用いられることの多いハイフ機器を以下にまとめています。使用する機器によって、特徴や対応できる内容も異なるため、クリニック選びの際には使用機器も意識してみると良いでしょう。

機器の種類 照射範囲 効果持続期間 特徴
ウルセラ 全顔 1年~1年半 ・米国食品医薬局(FDA)の承認を取得した高いリフトアップ効果が期待できる
ダブロゴールド 全顔・ボディ 3ヶ月~半年 ・即効性にすぐれ、痛みが少なく、短時間で施術可能
ウルトラフォーマーMPT 全顔・ボディ 半年~1年 ・ペン式カートリッジで目元のたるみや小ジワなど細かい部分にもアプローチできる
ソノクイーン 全顔 3ヶ月~半年 ・痛みを感じにくく、ダウンタイムも少ないためハイフ初心者向け
第3世代タイタン 全顔 3ヶ月~半年 ・皮膚の引き上げや引き締めに効果的

・治療時間の短縮が可能に

スーパーハイフ 全顔 半年~1年 ・密度の高い熱エネルギーで強力なリフトアップ効果をもたらす

治療する部位によっても種類が異なる

このように機器や照射モードもさまざまなハイフですが、アプローチする部位によっても種類が異なります。例えば、尿漏れ改善や膣内の引き締め効果のある膣ハイフや、目の周りにアプローチするハイフアイなど、幅広い治療や悩み改善に用いられているのです。

「ハイフはやめたほうがいい」といわれる理由は?

ネット上では「ハイフを受けて後悔した」というブログや「ハイフはやめたほうがいい?」という知恵袋の投稿も目にします。ハイフにデメリットや将来のリスクがあるのでしょうか。ネガティブな印象を抱かれてしまう理由について、深堀してみましょう。

エステハイフによる事故が多い

以前は、美容クリニック以外のエステサロンなどでもハイフ施術を受けることができました。しかし、エステハイフ施術後に熱傷になってしまったり、皮膚のシワ・たるみ悪化の原因になったりといった事故が頻発。これによって2024年6月から、ハイフは医療提供施設で医師が行うべきとして、施術に医師法の適用が決定されました。

費用だけを見るとエステハイフを選びがちですが、10年後も残るような後遺症になってしまう恐れもあります。そのため、施術前に医師がカウンセリングを行う美容医療クリニックで、ハイフの施術を受けるようにしましょう。

ハイフで癌になるという噂がある

ネット上では「ハイフで癌になる」「ウルセラの治療を受けて舌癌になった」という噂もあるため、気になる人も多いでしょう。しかし、どれも憶測で広まった情報であり、現時点で科学的根拠がないとされています。逆に、ハイフの機器自体は前立腺癌や膵(すい)癌治療にも用いられることもあり、このことが「癌」と「ハイフ」を結び付けているのかもしれません。

ハイフの失敗例も多少はある

美容クリニックでハイフ施術を受けた場合でも、失敗例がないわけではありません。とりわけ、失敗だと思われやすいのが、治療効果が見られないケースです。とくに、ダウンタイム中でむくみが生じている場合や、もともとたるみや脂肪が少ない場合は効果を実感しにくい傾向にあります。

美容医療でハイフを受ける際の注意点

ハイフで失敗しないためには、以下の点に注意しましょう。

  • ダウンタイムや副作用について知っておく
  • 施術後はアフターケアを徹底する
  • ハイフが受けられない人もいる
  • 医療機関でハイフを受ける

甲状腺や心臓に疾患がある人や妊娠中の人はハイフを受けるべきではありません。このような注意点も踏まえて、事前にしっかり説明してくれるクリニックを選ぶと、トラブルが避けられるでしょう。

YAYOI CLINICでは、痛みに配慮しながら高い効果が得られるスーパーハイフを導入。施術前には丁寧にカウンセリングを行い、それぞれのお悩みに適した照射方法などをご提案しています。さらに、施術後の経過や疑問点についても、納得するまでご相談が可能です。

スーパーハイフ

おわりに

肌のハリ改善やリフトアップなど、高い美容効果が期待できるハイフ治療。機器や照射方法も多様に存在し、適したアプローチは人それぞれです。しかし、エステハイフなど正しい施術が受けられないと、熱傷や神経損傷など後遺症が残るような事故も報告されています。今回の記事を参考にして、信頼できる美容医療クリニックでのハイフ治療を検討しましょう。

広島の美容皮膚科・美容内科・美容外科・アートメイク YAYOI CLINIC(ヤヨイクリニック)では、お肌、お身体、お顔のお悩み別に治療法をご紹介しています。
皆さまにより良い選択肢をご提案できますよう一人ひとりのお肌の状態を見極め、治療期間やご予算、ダウンタイムの許容範囲などご希望に合わせた治療方針を立案していく考えです。
お悩みのある方は、まずはカウンセリングにお越しください。

【治療の内容】医療用HIFU(高密度焦点式超音波)
【当院採用機器】スーパーハイフ
【治療期間および回数】治療後6ヶ月以降から再照射可能
【費用】全顔1回:¥69,800、全顔+顎下1回:¥76,780
【リスク・副作用等】痛み、赤み、熱傷、腫れ、浮腫みなど
【使用機器について】
・スーパーハイフの治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニックの医師の判断のもと購入手続きを行ったものです。
・同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】医療用HIFU(高密度焦点式超音波)
【機器の種類】
・ウルセラ
・ウルトラセルQプラス
・ダブロゴールド
・ウルトラフォーマー3
・ウルトラフォーマーMPT
・ソノクイーン
・第3世代タイタン
【治療期間および回数】
・ウルセラ:治療後1年~1年半以降から再照射可能
・ウルトラセルQプラス:治療後半年~1年以降から再照射可能
・ダブロゴールド:治療後3ヶ月~半年以降から再照射可能
・ウルトラフォーマー3:治療後3ヶ月~半年以降から再照射可能
・ウルトラフォーマーMPT:治療後半年~1年以降から再照射可能
・ソノクイーン:治療後3ヶ月~半年以降から再照射可能
・第3世代タイタン:治療後3ヶ月~半年以降から再照射可能
【費用目安】1回 ¥4,0000~¥160,000程度
【リスク・副作用等】痛み、赤み、熱傷、腫れ、浮腫みなど
※当院ではこちらの施術の取り扱いはございません。

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