シミ取り方法は、自分に合ったものを選ぶことが重要です。セルフケアで思っていた効果が得られない場合は、シミ取り治療を検討してみてはいかがでしょうか?この記事では、具体的なシミ取り方法とその効果、顔のシミ取り治療の注意点などをお伝えします。最強の手法で肌悩みを改善したい方、顔のシミを消す方法について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
主なシミの原因
顔のシミには「そばかす」や「肝斑」など複数の種類がありますが、とくに多いのが「老人性色素班(日光性黒子)」です。シミができるのは、主に3つの要素が原因といわれています。
紫外線
シミの大きな原因となるのが紫外線です。紫外線はシミのもとになるメラニンを過剰に生み出し、ターンオーバーも乱します。長年紫外線に当たっていると、本来であれば肌のターンオーバーによって排出されるはずのメラニンが蓄積され、シミができるのです。
保湿不足
保湿不足もシミをつくる原因の1つです。肌はもともと、外部の刺激を防ぐバリア機能を持っています。しかし、肌が乾燥するとバリア機能が低下し、紫外線などのダメージを受けやすくなってしまうのです。そのため、保湿が不十分だとシミができやすくなります。
肌への刺激
肌への刺激もシミの原因になるので、注意が必要です。刺激が加わると肌が軽い炎症を起こし、メラノサイトを活性化させます。すると、メラニンが増えてシミができやすくなってしまうのです。例えば、洗顔時の摩擦やシェービングによる刺激はシミの原因になりかねないので、女性だけでなく男性も気をつけましょう。
シミ取り方法は主に2種類
主なシミ取り方法は2種類あります。
- 内服薬や外用薬を使う
- 機器を使ってシミ取り治療をする
トラネキサム酸やビタミンC誘導体を内服したり、シミ対策ができるクリームを塗ったりするのも、シミのケア方法の1つです。ただし、内服薬・外用薬は医師に処方してもらったものを使うのが望ましいといえます。シミに対するセルフケアとして市販薬を使うことがあるかもしれませんが、体に合わないと、内服薬では胸やけや吐き気が生じたり、外用薬では肌がかぶれたりすることもあるため要注意。内服薬や外用薬を使う場合は、医師の診察を受け、体質に合ったものを使うと安心できるでしょう。
また、セルフケアで 効果が感じられない場合は、機器を使ってシミ取り治療をする方法もあります。次の項目で、具体的なシミ取り治療の方法をご紹介します。
機器を使ったシミ取り方法
機器を使ったシミ取り治療には、主に「レーザー治療」と「光治療」があります。
レーザー治療
レーザー治療は、シミの原因になるメラニン色素をレーザーで破壊することでシミを改善する方法です。レーザーには、Qスイッチレーザーやレーザートーニングなど、照射する出力や波長の異なるさまざまな種類のものがあります。シミの症状や深さに合わせて適したレーザーを選び、治療ができるのがメリットです。
光治療
光治療は、症状に合った波長の光を照射し、シミの色素を破壊する方法です。とくに、浅い部分のシミ治療に適しています。また、肌の赤みや毛細血管の拡張など、シミ以外の肌トラブルにも対応しているので、シミのほかに肌悩みがある方にも向いているでしょう。さらに、照射で発生した熱は、コラーゲンを生み出す線維芽細胞を活性化させるため、肌にハリを与えキメを整える効果も期待できます。
シミ取り治療なら「YAYOI CLINIC」
YAYOI CLINICでは、以下のシミ取り治療を行っています。それぞれの治療の特徴をご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
・「セレックV」
セレックVは、光エネルギーを照射してシミなどにアプローチする光治療の機器です。9種類のフィルターを搭載しているため、一人ひとりの肌状態に合った波長で施術ができます。セレックVの光エネルギーはマイルドで、照射部分以外にはダメージを与えにくいのがメリット。全体的な肌質ケアをしたい方や、ダウンタイムの時間が確保できない方にも向いているでしょう。
また、表皮の温度管理ができるテクノロジー「ATC™」を搭載しているため、やけどのリスクから肌を守ります。照射時の痛みを和らげるため、肌を冷却する設定も可能です。
・「Qスイッチルビーレーザー」
Qスイッチルビーレーザーは、シミやあざの治療に向いているレーザー機器です。メラニン色素への吸収性が高く、皮膚のダメージを抑えた施術ができます。YAYOI CLINICが導入しているのは、真皮層を保護しながら深い層の色素沈着にもアプローチできる「ザ・ルビー Z1 Nexus」。レーザーのエネルギーを肌に均一に照射できる仕様になっていて、照射ムラや重ね射ちのリスクを軽減しています。
また、施術箇所に応じてレーザーの強さを変えられるため、皮膚が薄い部分でも安定して治療できるのが特徴です。
・「トライビームプレミアム」
トライビームプレミアムは、2種類の波長(532nmと1064nm)を搭載したレーザーですが、YAYOI CLINICでは1064nmのレーザートーニングとジェンテクニックの照射を行っています。レーザートーニングでは表皮内のメラニンを破壊し体外への排出を促します(シミ予防)。ジェンテクニックでは真皮のリジュビネーション治療が可能です。
また、 肝斑にも対応できるPTPモード(レーザートーニング専用モード)を搭載。照射の痛みや肌への刺激に配慮した治療が行えます。
さらに、トライビームプレミアムは、温熱効果によってコラーゲンの生成を促す「Gen Technique™」機能もあるため、肌への負担を軽減しながら肌質を改善する効果も期待できるのが特徴です。
シミ取り治療の注意点
顔のシミを取る方法として美容医療を受けるときは、次のことに注意しましょう。
しっかりとカウンセリングを受ける
シミ治療の前は、しっかりとカウンセリングを受けることが大切です。カウンセリングでは、医師がシミの症状を見極め、適切な治療プランを提案してくれます。料金や施術後のアフターフォローについても説明を受け、納得のいく内容かどうか確認してから治療法を決めましょう。また、気になることは質問してみてください。疑問や不安な気持ちに寄り添い、丁寧に対応してくれるクリニックであれば安心できます。
アフターケアを大切に
シミ取り治療の後は、アフターケアも大切です。とくに、次のことに気をつけましょう。
- 患部を保護する
- 患部に摩擦や刺激を与えない
- 紫外線対策をする
レーザー治療をした場合は肌が軽いやけど状態になっているため、患部の保護が必要です。もしも患部を保護せずにいると、色素沈着する可能性があります。また、レーザー治療・光治療のどちらも、施術後は患部への刺激や摩擦に注意しましょう。刺激や摩擦も色素沈着につながり、きれいにシミが取れないことがあります。さらに、治療後は紫外線対策も重要です。紫外線は施術後のデリケートな肌に負担を与え、新たなシミを発生させる可能性があるため、しっかりと日焼け止めなどでUVケアを行いましょう。
おわりに
シミ取り方法には、レーザー治療や光治療があります。シミ治療は、シミの状態や肌質によって適した方法が異なるため、カウンセリングで医師としっかり話し合うことが大切です。また、シミ治療の後は、丁寧なアフターケアも忘れてはいけません。ぜひ納得のいく方法を選び、理想の肌を目指しましょう。
広島の美容皮膚科・美容内科・美容外科・アートメイク YAYOI CLINIC(ヤヨイクリニック)では、お肌、お身体、お顔のお悩み別に治療法をご紹介しています。
皆さまにより良い選択肢をご提案できますよう一人ひとりのお肌の状態を見極め、治療期間やご予算、ダウンタイムの許容範囲などご希望に合わせた治療方針を立案していく考えです。
【治療の内容】Qスイッチルビーレーザー
【当院採用機器】Qスイッチルビーレーザー
【治療期間および回数】通常1回
【費用】シミ取り1ショット ¥1,500 施術料 ¥10,000、シミ取り放題 ¥98,000
【リスク・副作用等】赤み、痛み、点状出血、色素沈着
【使用機器について】
・Qスイッチルビーレーザーの治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニックの医師の判断のもと、Jeisy Medical Incより個人輸入手続きを行ったものです。
・個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参照ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
機械器具(31) 医療用焼灼器 高度管理医療機器 ルビーレーザー(36189000)
特定保守管理医療機器 設置管理医療機器 ザ・ルビー Z1 Nexus
・同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
・医療機器承認番号:30200BZX00022000
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【治療の内容】 QスイッチNd:YAGレーザー(レーザートーニング)
【当院採用機器】トライビームプレミアム
【治療期間および回数】週1回、計5~6回程度
【費用】1回 ¥21,780
【リスク・副作用等】赤み、炎症後色素沈着、瘢痕形成、色素脱失など
【使用機器について】
・トライビームプレミアムの治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニックの医師の判断のもと、Jeisy Medical Incより個人輸入手続きを行ったものです。
・個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参照ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【治療の内容】IPL(フォトフェイシャル)
【当院採用機器】セレックV
【治療期間および回数】2~4週間おき、計3~10回程度
【費用】全顔1回 ¥21,780
【リスク・副作用等】痛み、皮膚の損傷、色素沈着、傷跡、過度の浮腫、紅斑、紫斑など
【使用機器について】
・セレックVの治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニックの医師の判断のもと、Jeisy Medical Incより個人輸入手続きを行ったものです。
個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参照ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報。以下の認証を取得しています。
CE(2018.10)MFDS(2017.8)
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。