広島の美容皮膚科・美容内科・美容外科・アートメイク YAYOIクリニック | 9:00-18:00(不定休)

シミ取りレーザーでかさぶたにならない経過をたどる理由とは?

シミ取りレーザーを受けた後に、かさぶたができないと不安になる方もいるでしょう。かさぶたが形成されないのは、何か原因があるのでしょうか。今回は、シミ取りレーザー後の経過やかさぶたができない理由について解説していきます。かさぶたにまつわる疑問にもお答えしていくので、シミ取りレーザー後の経過に不安がある方はぜひ参考にしてください。

シミ取りレーザーとは

※画像はイメージです

メラニン色素に反応し、肝斑やシミなどの改善を図るシミ取りレーザー。初めにシミ取りレーザーの種類や治療後の経過を紹介します。

シミ取りレーザーの種類

シミ取りレーザーは、治療の特徴や期待できる効果などに応じ、いくつかの種類があります。ピコ秒(1兆分の1秒)単位で照射するピコレーザーは、メラニン色素のみを狙って破壊できるため、照射回数が少ないことが特徴です。レーザートーニングは、弱い出力でシミを少しずつ薄くしていくため、ダウンタイムがほとんどない一方で、複数回にわたって照射を続ける必要があります。この他、Qスイッチルビーレーザーやフラクショナルレーザーなどでも施術可能です。

YAYOI CLINICでは、セレックV、トライビームプレミアム(QスイッチNd:YAGレーザー)、Qスイッチルビーレーザーなど、シミに対する機械治療があります。治療したいシミの種類や希望するアプローチ方法によって選択できるので、ぜひご相談ください。

セレックV

トライビームプレミアム

Qスイッチルビーレーザー

シミ取りレーザーの経過

シミ取りレーザーの治療後の肌状態は、使用する機器の種類により異なります。一般的な、シミ取りレーザーの経過を見てみましょう。

【シミ取りレーザーをした後の肌状態】

  1. 約1週間程度かさぶたの状態が続く
  2. 治療後は、保護シールを使用し、患部を守る
  3. 治療後1週間~10日程度でかさぶたが自然にはがれ、新しい皮膚になる
  4. 施術後2週間から1ヶ月頃から、シミがあったところに炎症後色素沈着が見られる場合がある
  5. 炎症後色素沈着が見られた場合、最短で3ヶ月程度、長くても半年~1年程度で落ち着く

なお、4番目の炎症後色素沈着が起きても、大半は時間とともに目立たなくなりますが、場合によっては外用薬などを使用してアフターケアを行うこともあります。

シミ取りレーザー後にかさぶたにならない原因は?

一般的に、Qスイッチルビーレーザーやピコレーザー、ライムライト、QスイッチYAGレーザーなどは、治療後にかさぶたを形成することが多い治療です。本来ならかさぶたができるはずのシミ取りレーザーを用いたにもかかわらず施術箇所にかさぶたが形成されない場合、どのような原因があるのか見てみましょう。

ケガをした後にできるかさぶたとは違う

かさぶたと言われると、ケガをした後にできるような厚みがある乾燥した形状を想像する方が多いかもしれません。しかし、シミ取りレーザー後のかさぶたは、細かな点状になっているものや薄く茶色い膜状のもの、黒っぽいものなど普通のかさぶたとはやや見た目が異なります。このように想像していたかさぶたと違うことで、かさぶたができなかったと思い違いをしている可能性があります。

照射出力が弱すぎた場合

かさぶたができる治療をした場合でも、照射出力が弱い機器でシミ取りレーザーを行えば、かさぶたにならないことがあります。この場合、シミに対するレーザーの力が弱いためメラニン色素を破壊しきれず、シミも改善されません

照射出力が強すぎた場合

出力が強すぎた場合にも、かさぶたが形成されないことがあります。とくに、濃いシミやそばかすに対して照射すると、レーザーが過剰に反応してしまい、かさぶたにならない現象が起こりやすくなります。これは、レーザー照射をしたと同時にシミの組織が飛び散ったり消えたりすることが原因です。シミ組織は破壊されるためシミ自体は残りませんが、肌へのダメージが大きく、色素沈着を生じることがあります。機器によっては、最低出力で治療をしても威力が強すぎる場合があるため、幅広い出力に対応できる機器を使用しているクリニックを選びましょう。

色素が深層のみの場合

治療したいシミが深い層にある場合にも、シミ取りレーザー後にかさぶたにならないことがあります。かさぶたになりにくいシミは、太田母斑や異所性蒙古斑、扁平母斑、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)、刺青などです。これらのシミに対しレーザー治療を行った場合は、かさぶたにならないため、心配する必要はないでしょう。シミの種類が分からないときは、担当の医師に確認してみましょう。

シミ取りレーザー治療後にかさぶたにならない場合の対処法

Qスイッチルビーレーザーやピコレーザーなどは、正しい出力で照射した場合はかさぶたが形成されやすい治療です。しかし、万が一かさぶたにならなかったとしても、たいていの場合は失敗ではありません。シミは照射後、数ヶ月~1年程度かけて少しずつ改善されていくため、しばらくは様子を見てみましょう

ただし、医師によっては施術後の痛みや色素沈着を考慮して弱い出力で照射しているケースもあります。この場合は、かさぶたにならず期待した結果も得られない可能性があるため、出力を変更してもらう必要があります。まずはクリニックに相談してみましょう。

シミ取りレーザーに関するよくある質問

シミ取りレーザーの経過画像をブログなどで見て「私とは違う」と不安に思われている方もいるかもしれません。
ここからは、シミ取りレーザー治療に関する、よくある質問にお答えしていきます。

シミ取りレーザー治療後かさぶたは何日で取れる?

シミ取りレーザー後、かさぶたが取れるのは、通常おおよそ1週間~10日経った頃です。日にちの経過とともにかさぶたは薄くなり、取れるようになります。10日以上過ぎてかさぶたがはがれない場合でも、無理矢理はがそうとするのはやめましょう。

シミ取りレーザー治療後かさぶたが早く取れてしまった場合は?

かさぶたが早く取れてしまったり、気になってはがしたりしてしまった場合は、まずシミ取りレーザーの施術をしたクリニックに相談してください。かさぶたがはがれた状態の皮膚は弱いため、摩擦や日焼けを起こさないように注意しなければいけません。色素沈着が強く現れてしまうことがあるため、アフターケアに時間がかかることがあるでしょう。

シミ取りレーザー治療後にかさぶたにならずに黒いままなのは?

かさぶたにならずに、黒いままの状態が続くケースがあります。シミ取りレーザー後の皮膚が黒くなる原因はいろいろ考えられますが、1つは反応が強く炎症が長引いているケースです。2つ目は、実はかさぶたになっているにもかかわらず、見た目の違いからかさぶたではないと思っているケースです。最後に、一時的にシミが濃くなり黒く見えるケースが挙げられます。この場合は、時間の経過とともに薄くなることがほとんどなので、軟膏やテープなど、クリニックで指示された通りのアフターケアを実施し様子を見てみましょう。

シミ取りレーザー後に赤いままでも大丈夫?

シミ取りレーザー後、赤いままだったり腫れたりしてきた場合にも不安になることがあるでしょう。1ヶ月以上赤みが続いている場合は、炎症後紅斑だと考えられます。
また、シミ取りレーザー後の色素沈着は、3ヶ月~半年くらいすると徐々に薄くなっていくはずなので、しばらく様子を見てみましょう。その間、指示されたアフターケアはしっかりと行ってください。

シミ取りレーザー後はメイクをしても大丈夫?

シミ取りレーザー直後は、かさぶたが完全に形成されていないことがあります。かさぶたができ上がっていない状態では、患部へ大きな負担をかけてしまう可能性があるため、メイクや洗顔は避けた方が良いでしょう。洗顔する際は、ぬるま湯でやさしく流す程度がおすすめです。軟膏を塗ったりテープを貼ったりして負担をかけないようにしてください。また紫外線対策を心がけるなど、アフターケアのルールを守って過ごしましょう。

おわりに

シミ取りレーザー後は、多くの治療でかさぶたができますが、シミの種類や治療内容によってはかさぶたにならない経過をたどるケースもあります。今回の記事を参考に、治療の経過やかさぶたにならない理由を理解しておくことで、安心して施術に臨めるでしょう。治療後、かさぶたにならなかった場合でも、心配しすぎず状態をしっかり観察し、必要に応じて施術したクリニックに相談してみてください。

広島の美容皮膚科・美容内科・美容外科・アートメイク YAYOI CLINIC(ヤヨイクリニック)では、お肌、お身体、お顔のお悩み別に治療法をご紹介しています。
皆さまにより良い選択肢をご提案できますよう一人ひとりのお肌の状態を見極め、治療期間やご予算、ダウンタイムの許容範囲などご希望に合わせた治療方針を立案していく考えです。
お悩みのある方は、まずはカウンセリングにお越しください。

【治療の内容】IPL(フォトフェイシャル)
【当院採用機器】セレックV
【治療期間および回数】2~4週間おき、計3~10回程度
【費用】全顔1回 ¥21,780
【リスク・副作用等】痛み、皮膚の損傷、色素沈着、傷跡、過度の浮腫、紅斑、紫斑など
【使用機器について】
・セレックVの治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニックの医師の判断のもと、Jeisy Medical Incより個人輸入手続きを行ったものです。
個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参照ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報。以下の認証を取得しています。
CE(2018.10)MFDS(2017.8)
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】 QスイッチNd:YAGレーザー(レーザートーニング)
【当院採用機器】トライビームプレミアム
【治療期間および回数】週1回、計5~6回程度
【費用】1回 ¥21,780
【リスク・副作用等】赤み、炎症後色素沈着、瘢痕形成、色素脱失など
【使用機器について】
・トライビームプレミアムの治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニックの医師の判断のもと、Jeisy Medical Incより個人輸入手続きを行ったものです。
・個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参照ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】Qスイッチルビーレーザー
【当院採用機器】Qスイッチルビーレーザー
【治療期間および回数】通常1回
【費用】シミ取り1ショット ¥1,500 施術料 ¥10,000、シミ取り放題 ¥98,000
【リスク・副作用等】赤み、痛み、点状出血、色素沈着
【使用機器について】
・Qスイッチルビーレーザーの治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニックの医師の判断のもと、Jeisy Medical Incより個人輸入手続きを行ったものです。
・個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参照ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
機械器具(31) 医療用焼灼器 高度管理医療機器 ルビーレーザー(36189000)
特定保守管理医療機器 設置管理医療機器 ザ・ルビー Z1 Nexus
・同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
・医療機器承認番号:30200BZX00022000
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】ピコレーザー
【治療期間および回数】
・ピコトーニング:2週間〜1ヶ月おき、計5〜10回程度
・ピコフラクショナル:1ヶ月おき、計3〜10回程度
・ピコスポット:1回〜3回程度
【費用目安】
・ピコトーニング:1回 ¥5,000〜 ¥20,000程度
・ピコフラクショナル:1回 ¥15,000〜 ¥80,000程度
・ピコスポット:1回 ¥5,000〜 ¥30,000程度
【リスク・副作用等】赤み、腫れ、色素沈着など
※当院ではこちらの施術の取り扱いはございません。

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