広島の美容皮膚科・美容内科・美容外科・アートメイク YAYOIクリニック | 9:00-18:00(不定休)

ボトックスでガミースマイルが解消できる?効果とデメリット解説

ボトックスによるガミースマイル治療は、コンプレックスの解消など、さまざまなメリットをもたらします。しかし、ナチュラルな仕上がりを得るためには注意すべきポイントも。今回は、ボトックス注射のガミースマイルへの効果や持続期間、表情が不自然にならないかなどの疑問について詳しく解説します。ガミースマイルの原因や、治療方法について知りたい方はチェックしてみてください。

ボトックスによるガミースマイル治療

ボトックス注射が適応するガミースマイルのタイプや、治療内容について解説します。

ガミースマイルとは

ガミースマイルは、「Gum(歯茎)+Smile(笑顔)」が語源の歯科用語で、笑ったときに上あごの歯茎が目立つ状態のこと。一般的に、笑ったときに歯茎が3mm以上見えることがガミースマイルの基準だといわれています。
ガミースマイルは、見た目のコンプレックスになりやすいのが特徴。歯茎が気になって、笑うときに口元を隠したり、思い切り笑えなくなったりと仕草や表情がぎこちなくなってしまうことも。
そのほか、ガミースマイルの方は通常よりも口腔内が乾燥しやすいことから、細菌が繁殖しやすい傾向があります。放置していると、虫歯・歯周病のリスクが高くなるでしょう。

ボトックスで解消できるガミースマイルのタイプは?

ガミースマイルの原因は主に3つあり、複数の原因が絡んでいるケースもみられます。ご自身でガミースマイルの原因を見極めるのは難しいため、クリニックで診断を受けると良いでしょう。
ここでは、主な原因と効果的な治療法をご紹介します。

・前歯が前へ出ている

前歯が前へ出ていると上唇が上がりやすく、ガミースマイルの原因に。この場合は、歯科での歯列矯正によって歯茎の露出を抑えられる可能性があります。

・上顎骨が前へ出ている

上顎の骨である上顎骨が前へ出ている場合や、上顎骨が上下に長い場合は相対的に上唇が短くなり、ガミースマイルの原因になります。治療法として、歯茎の粘膜と上唇の粘膜を縫い合わせる手術などが挙げられます。

・筋肉の収縮力が強い

上唇が引き上がるとき、顔にある2つの筋肉が働いています。上顎骨から上唇に付く「上唇挙筋(じょうしんきょきん)」と、上顎骨から上唇と鼻翼に付く「上唇鼻翼挙筋(じょうしんびよくきょきん)」です。この筋肉の収縮力が強いと、笑ったときに上唇が大きく引き上げられて歯茎が露出します。この場合、ボトックス注射によって上唇の筋肉の動きを抑える方法が効果的です。

ガミースマイルへのボトックス注射はどこに打つ?

ボトックスはボツリヌス菌から抽出した「A型ボツリヌス毒素」のことで、生理食塩水で希釈し注入することで、筋肉の動きを抑えることが可能です。ガミースマイル治療の場合は、上唇挙筋・上唇尾翼挙筋の上唇を引き上げる動きを抑えるため、左右のほうれい線の辺りに注射を打ちます。
施術時間の目安は5~10分程度で、ダウンタイムはほとんどありません。施術後はメイクをして帰ることが可能です。注射の痛みが不安な方には、麻酔を使用して痛みに配慮するクリニックが多くみられます。

ボトックスによるガミースマイル治療の効果とは

ボトックスによるガミースマイル治療の効果はいつから現れ、どのくらい持続するのでしょうか。ガミースマイル解消のほかに期待できる効果も併せて解説します。

ボトックスの効果持続期間

ボトックス注入後、ガミースマイルの改善効果が現れるまでには数日~1週間程度かかり、一般的には2週間経過後に効果のピークを迎えます。
効果の持続期間は3~6ヶ月程度で、その頃を過ぎると徐々に効果が薄れて元に戻っていきます。持続させるためには、効果がなくなる前に再度ボトックス注射を打つと良いでしょう。定期的に施術することで、効果の持続期間が延びたり、効果がなくなった後もガミースマイルの症状が以前よりも軽くなったりといった変化が期待できます。

ほうれい線予防にも効果が期待できる

ガミースマイルへのボトックス治療は、 ほうれい線を目立たなくさせる効果も見込めます。これは、ボトックス注入を行う「上唇尾翼挙筋」が、ほうれい線の位置に近いことによるもの。また、笑ったときに上唇が上がりすぎなくなったことで、ほうれい線の食い込みが軽減されることも要因です。

ガミースマイルへのボトックス注射は失敗するとどうなる?

失敗するとどうなるのかが不安で、ボトックス治療に踏み切れない方もいるでしょう。ここでは、ガミースマイル解消を目指すボトックス注射のデメリットについて解説します。

ガミースマイルへのボトックス注射は人中伸びるって本当?

「ボトックスによるガミースマイル治療で、人中が伸びる」という話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
ボトックス注射を打ったからといって、人中が物理的に伸びるわけではありません。しかし、笑ったときに上唇が上がらなくなることによって、施術前よりも人中が長く見えてしまうケースがあるようです。人中の長さに悩む方や、人中が長く見えることへの不安がある方は、カウンセリング時に医師に伝えることをおすすめします。上唇へのヒアルロン酸注入など、他の施術との併用を提案してもらえるでしょう。

・人中短縮ボトックスはガミースマイル悪化につながる?

人中短縮ボトックスは、鼻の下にある人中と呼ばれる部分を、ボトックス注射を打つことで短くする施術。口角を下げる筋肉の働きを抑えて上唇を上向かせる作用があります。ガミースマイルの方がこの施術を受けると、歯茎が見える範囲がさらに広がり、悪化してしまうことも。理想とする顔立ちに近づくためにも、医師の診断の上で適した治療を選ぶことが大切です。

失敗すると不自然な仕上がりになるリスクも

ガミースマイル解消のためのボトックス注射は、適切に行われなかった場合、不自然な仕上がりになるリスクも。
例として、ガミースマイルの原因とは関係のない部位にボトックス注射を打つこと、注入量を大幅に上回ってしまうことが挙げられます。部位や注入量を誤ると、笑ったときに唇が上がらないなど、表情に不自然さが残ってしまうため、注意が必要です。

ボトックスによるガミースマイル治療はクリニック選びが大切

ボトックスは治療部位ごとに適正な注入量が決まっていますが、表情筋の位置や付き方などは一人ひとり異なります。そのため施術を行う医師には、患者さんに合わせて注入量を微調整する知識・技術が求められるもの。また、ガミースマイルの原因や、そもそもボトックス治療が患者さんに適しているのかといった判断も、的確に行う必要があります。

クリニック選びの際には、ホームページなどで症例数や症例写真をチェックし、経験豊富な医師が在籍しているかを確認することが大切です。また、カウンセリング時には、希望の仕上がりや予算、不安などをしっかりと伝え、リスクやデメリットを納得いくまで説明してもらうことをおすすめします。
信頼できる医師のもとで、ナチュラルな仕上がりを目指しましょう。

おわりに

チャームポイントと捉えられることもあるガミースマイルですが、見た目が気になるだけでなく、放置すると虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性も。ボトックス注射は、メスを使わない負担の少ない施術で悩みの解消を目指せます。効果を長続きさせるためには定期的に治療を受ける必要があるため、安心して通えるクリニックを選ぶことが大切。まずはクリニックで悩みを相談し、ガミースマイルの原因に合った治療方法をアドバイスしてもらうと良いでしょう。

広島の美容皮膚科・美容内科・美容外科・アートメイク YAYOI CLINIC(ヤヨイクリニック)では、お肌、お身体、お顔のお悩み別に治療法をご紹介しています。
皆さまにより良い選択肢をご提案できますよう一人ひとりのお肌の状態を見極め、治療期間やご予算、ダウンタイムの許容範囲などご希望に合わせた治療方針を立案していく考えです。
お悩みのある方は、まずはカウンセリングにお越しください。

【治療の内容】 ボツリヌストキシン製剤注入
【当院採用薬剤】
・ボトックスビスタ®(A型ボツリヌス毒素)
・NABOTA(A型ボツリヌストキシン)
【治療期間および回数】3~4ヶ月ごとに1回
【費用】
・ボトックスビスタ®(A型ボツリヌス毒素)
-全顔 1単位 ¥869(+施術料 ¥22,000)※使用する単位数には個人差があります。
・NABOTA(A型ボツリヌストキシン)
-全顔:1単位 ¥649(+施術料 ¥22,000)※使用する単位数には個人差があります。
-エラ:¥29,800~¥32,800
-マイクロボトックス(顔):¥34,800
-両脇:¥39,800
-ボトックスリフト:¥34,800
-ボトックスリフト+首:¥39,800
-肩:¥34,800~¥54,800
-両ふくらはぎ:¥39,800~¥49,800
【リスク・副作用等】頭痛、注射部位の痛み・腫れ、筋肉の部分的な脱力、赤み、あざ、無感覚、内出血など
【未承認医薬品等であることについて】
・ボトックスの治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニックの医師の判断のもと、個人輸入手続きを行ったものです。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認された薬剤を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-ボトックスビスタ®は「65歳未満の成人における眉間又は目尻の表情ジワ」で国内薬事承認
-NABOTAは米国FDA承認を取得
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

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