ボルニューマの効果はいつから実感できる？仕組みや適した施術頻度も解説

ボルニューマの効果がいつから現れるか知っておくことは、施術の有効性を正しく理解するうえで重要です。美容医療の世界で注目を集めているボルニューマ。今回は、ボルニューマの効果が現れる時期や適切な施術頻度について解説します。他の美容医療との違いや結果を引き出すポイントもまとめました。理想に合わせたボルニューマの施術計画を立て、美しさへの一歩を踏み出しませんか。

ボルニューマとは？先進のたるみ改善治療を詳しく紹介

ボルニューマは、先進のたるみ改善治療として注目を集めています。まずは、ボルニューマの仕組みや特徴をチェックしましょう。

■ボルニューマの特徴と仕組み

ボルニューマは、高周波（RF）技術を活用したたるみ治療機器です。高周波治療機は、種類により電極の数や働きかける肌の層が異なります。ボルニューマは、電極が1つの「モノポーラ型の高周波」を使用しており、真皮や脂肪層といった肌の深層まで広く働きかける点が特徴です。真皮層ではコラーゲンの生成、脂肪層では繊維質の増加が促進され、たるみ改善やハリ感アップにつながります。
さらに、ボルニューマには複数種類のチップが搭載されており、使い分けによりさまざまな部位にアプローチ可能です。

■ボルニューマと従来の高周波治療との違い

従来の高周波治療と異なり、ボルニューマは熱エネルギーによる痛みに配慮されている点が特徴です。ボルニューマでは、肌の引き締めに効果的とされる6.78MHzという強い出力の高周波を照射します。これまでのアプローチでは、出力を強めた場合、施術に痛みを伴うことが一般的でした。一方、ボルニューマは冷水式冷却・振動システムの導入、丸みを帯びたチップの形状といった独自のメカニズムで、従来よりも痛みに配慮された施術ができます。

■ボルニューマが注目される理由

ボルニューマが先進の美容医療技術として注目を集める理由は、そのメリットにあります。従来の高周波治療と比較し痛みに配慮されており、より深層の組織にアプローチできるボルニューマ。痛みを理由に高周波治療を敬遠していた方にとって、施術のハードルを下げる要因となるでしょう。ダウンタイムも少なく、日常生活への支障を気にせず施術を受けやすい点も魅力です。

ボルニューマ

ボルニューマの効果と他の美容施術との違い

次に、ボルニューマのより具体的な効果を、アプローチできる肌悩みや施術可能部位に焦点をあてて解説します。他の美容治療との違いも確認しておきましょう。

■ボルニューマの効果｜適応症例と施術可能部位

ボルニューマでは、たるみ改善や肌の引き締めが期待できます。コラーゲン生成の促進により、ハリ・弾力の向上した若々しい印象の肌も目指せるでしょう。また、ボルニューマでは、以下の肌悩みにアプローチ可能です。

• フェイスラインのゆるみ
• 目周辺のたるみや小ジワ
• 口横のもたつきやほうれい線
• 首のシワ

ボルニューマは、主に顔のさまざまな部位に対して効果を発揮。顔全体の他、目元や頬、あご、首など、ピンポイントのアプローチも可能です。

■ボルニューマとハイフ・サーマクールの違いは？

たるみ改善を目指せる美容治療には、ボルニューマの他、ハイフやサーマクールが挙げられます。ボルニューマとハイフ、サーマクールの特徴の違いを以下の表にまとめました。

ボルニューマおよびサーマクールは、いずれも高周波が用いられますが、ハイフでは超音波による施術を行います。また、ボルニューマとサーマクールが広い範囲にエネルギーを照射するのに対し、ハイフは筋膜に集中的にアプローチする点が特徴です。そのため、肌の土台からたるみ改善を目指せます。また、痛みへの配慮という点においては、ボルニューマが優れているでしょう。なお、サーマクールはたるみ治療のスタンダードとして20年以上にわたる実績があります。

ボルニューマ

ボルニューマの効果はいつから？現れるタイミングや影響を与える要因

続いて、ボルニューマの効果がいつから現れるのか、理解を深めましょう。即効性や持続性に加え、効果に影響を与える要因などについて解説します。

■ボルニューマの効果はいつから？｜即効性と持続性について

ボルニューマでは、施術直後から肌の引き締め感を得られる場合もあり、即効性がないわけではありません。ただし、コラーゲンの生成による本格的な変化を実感するタイミングは、施術後1ヶ月ごろになるでしょう。また、施術から3ヶ月前後で効果のピークを迎えます。
持続性については個人差がありますが、適切なケアを続けることで6ヶ月～1年ほど状態を維持できます。しかし、効果は徐々に失われるため、ボルニューマの治療では定期的な施術が必要です。繰り返し受けることで肌質が改善すれば、効果の持続性がより高まるでしょう。

■ボルニューマの効果はいつから？｜影響を与える要因

ボルニューマの効果の感じ方は、肌質や年齢などの要因によって変わります。また、施術時の照射レベルやショット数が肌にマッチしていない場合、術後の変化を感じにくい可能性も。「ボルニューマ治療を受けたのに効果ない……」といった状況に陥らないために、照射レベルやショット数について、事前に医師へ確認すると良いでしょう。

ボルニューマの費用と推奨回数

ここでは、ボルニューマの料金相場と、推奨される施術回数を紹介します。

■ボルニューマの一般的な料金相場

ボルニューマの施術料金は、部位やショット数によって異なるものの、300ショットで10万円弱が相場です。500ショットを超える際は15～20万円ほどかかります。ただし、クリニックごとに料金設定はさまざまです。複数回コースや組み合わせプランなど、ボルニューマの施術料金が抑えられるケースもあります。他にも、ボルニューマ治療にキャンペーンを適応するなど、手頃な値段で試せる方法がないか、受診先に確認してみましょう。

■ボルニューマの効果を実感するための推奨回数

ボルニューマは3回ほど継続的に治療を受けると効果的といわれています。ただし、ボルニューマの効果は徐々に減少していくため、肌質の維持には定期的な施術が必要です。メンテナンスとして半年に1回程度の治療を継続することで、理想的な姿を長期的に維持できるでしょう。

ボルニューマの効果を大きく引き出すポイント

ここからは、ボルニューマの効果をより高めるポイントを紹介します。ボルニューマの効果をなかなか感じられず「いつから現れるの？」と不安にならないために、しっかりチェックしておきましょう。

■スキンケアと適した施術頻度が大切

ボルニューマの効果を引き出すうえで、重要なのは施術後のケアです。肌への刺激を避け、保湿や紫外線対策を心がけましょう。また、適した施術頻度で継続的に治療を受けることも効能を高めるカギとなります。さらに、生活習慣の見直しも変化を後押しするでしょう。

■ボルニューマと他の美容治療との併用もあり

ボルニューマは単独でも効果的ですが、他の美容治療との併用で相乗効果が期待できます。例えば、ハイフと併用すれば、それぞれの異なるアプローチにより、さらなるたるみ改善が期待できるでしょう。その他、糸リフトやボトックス注射もボルニューマとの相性が良いとされています。自分の肌の状態や目的に適した組み合わせを医師に相談してみましょう。

たるみ・ほうれい線

■おわりに

ボルニューマには多少即効性があるものの、本格的な効果を感じられるまでには数ヶ月かかるため、時間を要します。ボルニューマによる変化が現れるタイミングを把握していなければ「効果ない」と誤認につながることも。ボルニューマの効果がいつから現れるかを正しく理解し、適した頻度で施術を受けることが重要です。継続的な治療とセルフケアで、美しいハリ肌を目指しましょう。

広島の美容皮膚科・美容内科・美容外科・アートメイク ヤヨイクリニック（YAYOI CLINIC）では、お肌、お身体、お顔のお悩み別に治療法をご紹介しています。
皆さまにより良い選択肢をご提案できますよう一人ひとりのお肌の状態を見極め、治療期間やご予算、ダウンタイムの許容範囲などご希望に合わせた治療方針を立案していく考えです。
お悩みのある方は、まずはカウンセリングにお越しください。

【治療の内容】高周波RF治療
【当院採用機器】ボルニューマ
【治療期間および回数】4～6ヶ月に1回程度
【費用】
・ライトコース（部分）：1回 ¥55,000
・ベーシックコース（全顔）：1回 ¥99,000（鼻の追加照射＋¥22,000）
・フルコース（全顔＋顎下）：1回 ¥138,000（鼻の追加照射＋¥22,000）
【リスク・副作用等】熱感、紅斑、浮腫、火傷、水疱、しびれ、知覚鈍麻、内出血、皮膚表面の凹凸、しこり、単純ヘルペスの再活性化など
【使用機器について】
・ボルニューマの治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニックの医師の判断のもと、韓国のCLASSYS社より個人輸入手続きを行ったものです。
・同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
・国内未承認医療機器のため、重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】医療用HIFU（高密度焦点式超音波）
【当院採用機器】スーパーハイフ
【治療期間および回数】治療後6ヶ月以降から再照射可能
【費用】全顔1回：¥69,800、全顔+顎下1回：¥76,780
【リスク・副作用等】痛み、赤み、熱傷、腫れ、浮腫みなど
【使用機器について】
・スーパーハイフの治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニックの医師の判断のもと購入手続きを行ったものです。
・同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。