口元や頬周辺の年齢を感じさせてしまう、ほうれい線。目立つほうれい線をケアする方法の1つに、ハイフがあります。今回は、ハイフがほうれい線にアプローチする仕組みを分かりやすく解説します。ほうれい線をハイフでケアする、メリット・デメリットもまとめました。「話題のハイフって実際どうなの?」「本当にほうれい線が薄くなる?」と気になる人は、チェックしてみてください。ハイフでほうれい線の悩みを軽くして、若々しい印象を手に入れましょう。
ほうれい線ケアにハイフが向いているって本当?
ハイフでほうれい線(法令線)へのアプローチが可能です。とくに、たるみやハリ不足など加齢によって目立っているほうれい線の改善が見込めるでしょう。また「メスを使いたくない」「リスクを低減したい」という人にも、ハイフが向いています。ハイフの仕組みやほうれい線ケアが叶う理由は、次で深掘りしていきます。
YAYOI CLINICのスーパーハイフは、痛みに配慮しながらたるみの改善が目指せる治療です。肌の状態や悩みにマッチする照射方法・回数を医師から提案いたします。ハイフでのほうれい線ケアを検討する際は、YAYOI CLINICへご相談ください。
ほうれい線の改善にハイフがアプローチできる理由
ハイフについて調べていると「目の下のたるみが目立たなくなった」「ほうれい線ケアをした症例のビフォーアフターがすごい」といったブログや口コミを目にするかもしれません。そもそもハイフとは、皮下組織と表情筋の間にある「SMAS筋膜」に超音波を照射し、熱エネルギーを加える治療です。なぜほうれい線悩みをハイフで軽くできるのか、理由に迫ってみましょう。
皮膚内の組織に刺激を与えられるから
ほうれい線が目立つ主な原因は、加齢による皮膚のたるみです。糸や外科手術を用いずにたるみをリフトアップするには、単に皮膚を引き上げるだけでなく、表情筋を覆っているSMAS筋膜にアプローチする必要があります。
ハイフで肌内部にピンポイントで熱エネルギーを与えることで、肌のたんぱく質が変性。SMAS筋膜がギュッと収縮するため、たるみの改善やリフトアップにつながり、ほうれい線の症状を和らげられるのです。
なお、ハイフの熱エネルギーが伝わるのは、SMAS筋膜のみ。ほかの皮膚層や周りの組織への影響はほとんどありません。
コラーゲンの生成が活発になるから
ハイフによる熱刺激には、コラーゲン生成促進効果も期待できるのです。年齢を重ねると、真皮内の線維芽細胞が減少し、コラーゲンの産生量が乏しくなります。肌のハリ・弾力が失われ、たるみが発生してほうれい線が目立ってしまうのです。
ハイフはSMAS筋膜の引き締めとともにコラーゲンの生成にもアプローチでき、肌にハリ感をもたらしてくれるでしょう。結果的に、ほうれい線ケアにつながります。
ほうれい線をハイフでケアするメリット・デメリット
ここで、ほうれい線をハイフでケアするメリットとデメリットを確認しておきましょう。
メリット
まず、メリットをまとめました。
- SMAS筋膜にピンポイントでアプローチできる
- 早い段階で効果が期待できる
- 大がかりな手術が不要で傷痕が残らない
- ダウンタイムが短い
SMAS筋膜のみを狙って働きかけられるのは、ハイフならでは。個人差がありますが、施術してから間をおかずに効果を実感しやすい点も、うれしいポイントです。
また、施術時間が短く肌へのダメージが少ないため、ダウンタイムがほとんど生じません。ただし、赤み・腫れ・痛みといった副作用がゼロというわけではないので、ご注意ください。
デメリット
デメリットとしては、以下が挙げられます。
- 施術後に肌のバリア機能が低下する
- 脂肪が少ない部分へ照射すると顔がこける可能性がある
- 完全にほうれい線を消すのは難しい
ハイフ施術後の肌はデリケートなため、わずかな刺激でもトラブルを起こしやすい傾向にあります。紫外線予防や保湿ケアも不可欠です。
また、ハイフには脂肪を融解する作用もあります。そのため、脂肪細胞が少ない部分に照射すると顔がこけてしまい、かえって老けた印象になることも。
そして、ハイフはほうれい線ケアに向いているとはいえ、完全に消し去るのは難しいでしょう。どのくらい効果が得られるかも個人差があります。クリニックのホームページに掲載されているハイフの症例写真と同じように仕上がるとは限りません。
ほうれい線ケアやハイフに関するQ&A
最後に、ほうれい線とハイフに関するよくある疑問とその答えをまとめました。
ハイフ以外にほうれい線に効果的な美容医療は?
「ほうれい線ケアは何が一番効果的?」と気になっている人もいるでしょう。ハイフのほかにも、ほうれい線にアプローチできる美容医療はさまざま。例えば、皮膚組織に吸収性の糸を挿入して引き上げる糸リフトや、肌に自然なハリをもたらしてほうれい線を目立たなくさせるヒアルロン酸注入などがあります。
また、ほうれい線をケアする方法として、シワ改善効果が謳われている「レチノール配合の医薬部外品がいい」と聞いたことがあるかもしれません。セルフケアには向いていますが、深いほうれい線の改善効果はあまり期待できないでしょう。
YAYOI CLINICでは、ヒアルロン酸注入や糸リフトの施術も可能です。患者さまの肌質やほうれい線の状態を見極め、適した治療を提案しています。
ほうれい線ケアにハイフはやめたほうがいい人っている?
「ハイフでほうれい線が濃くなった」「ハイフで後悔した」「ハイフはほうれい線に効かない」と知恵袋やブログで紹介されていると不安になってしまいます。「ハイフはやめたほうがいい」と言われる理由は、向いていない人もいるため。ハイフでのほうれい線ケアが向いていない人の特徴をまとめました。
- 顔の脂肪があまりない人
- 顔のたるみが強い人
- 肌にトラブルを抱えている人
デメリットで紹介したように、もともと顔の脂肪が少ないとハイフによってこけてしまう恐れがあります。顔のたるみがかなり進行している場合も、効果が得にくいでしょう。
また、アトピー性皮膚炎やヘルペスなど肌トラブルがあると、施術によって症状が悪化してしまうリスクがあるため、ハイフは向いていません。
ハイフを続けていると将来たるむ?癌になるって本当?
ハイフを続けることで将来「たるむ」「癌になる」という噂がありますが、科学的な根拠はありません。ただし、頻繁に施術し過ぎていたり脂肪が少ない人が受けたりすると、結果的に老けた印象になる可能性も。一人ひとりの脂肪のつき方やたるみの強さに合わせた治療を提案してくれるクリニックを選ぶことが大切です。
おわりに
老け見えの原因になる、ほうれい線。ほうれい線を完全に消し去るのは難しいですが、ハイフによって悪目立ちの改善に導いてくれます。メスを使った手術を要さないため、肌への負担が軽いのも魅力でしょう。とはいえ、思ったような効果を得るにはどこのクリニックに通うかが重要です。個人に合わせたオーダーメイドな治療が可能なクリニックで、理想の自分を手に入れましょう。
広島の美容皮膚科・美容内科・美容外科・アートメイク YAYOI CLINIC(ヤヨイクリニック)では、お肌、お身体、お顔のお悩み別に治療法をご紹介しています。
皆さまにより良い選択肢をご提案できますよう一人ひとりのお肌の状態を見極め、治療期間やご予算、ダウンタイムの許容範囲などご希望に合わせた治療方針を立案していく考えです。
お悩みのある方は、まずはカウンセリングにお越しください。
【治療の内容】医療用HIFU(高密度焦点式超音波)
【当院採用機器】スーパーハイフ
【治療期間および回数】治療後6ヶ月以降から再照射可能
【費用】全顔1回:¥69,800、全顔+顎下1回:¥76,780
【リスク・副作用等】痛み、赤み、熱傷、腫れ、浮腫みなど
【使用機器について】
・スーパーハイフの治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニックの医師の判断のもと購入手続きを行ったものです。
・同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【治療の内容】ヒアルロン酸分解・溶解
【当院採用薬剤】ヒアルロニダーゼ(一般名:ヒアルロニダーゼ)
【治療期間および回数】1~2回
【費用】
・自院:1回 ¥33,000
・他院:1回 ¥55,000
【リスク・副作用等】針跡、内出血、アレルギー反応など
【未承認医薬品等であることについて】
・ヒアルロン酸注射およびヒアルロニダーゼ注入には、国内未承認の薬剤および薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニックの医師の判断のもと、個人輸入手続きを行ったものです。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参照ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・諸外国における安全性等に係る情報
-ジュビダームビスタ®シリーズ:「顔面の中等度から重度のシワや溝の修正」で国内薬事承認
-ヒアルロニダーゼ:韓国・MFDSより承認
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【治療の内容】スレッドリフト
【当院採用スレッド】
・アルテミスリフト
・Vラインリフト
・テスリフト
【治療期間および回数】1~2回、治療後6ヶ月~1年程度で再治療可能
【費用】
・アルテミスリフト:1本 ¥72,600~10本 ¥348,480 ※使用する本数には個人差があります
・Vラインリフト:1本 ¥44,000~10本 ¥330,000 ※使用する本数には個人差があります
・テスリフト:1本 ¥72,600 ※使用する本数には個人差があります。
【リスク・副作用等】腫れ、痛み、内出血、浮腫み、引きつれ、部分的な皮膚の凹みなど
【未承認医薬品等であることについて】
・糸リフトの治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニックの医師の判断のもと、個人輸入手続きを行ったものです。
・同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。